フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
少子高齢者が進み、需要があって供給がなくなる田舎の現実。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
先日、TikTokを見ていたら元ライブドアの堀江さん、「これからの商売は、高齢者の多い田舎で、高齢者の食のサービスをする商売がいい」って言っているのを見たんです。その意図は、田舎は若者が出て行き、高齢者ばかりになってしまい、町の中に店屋(後継がいないため)がなくなっていく、でもそこで大事なのは、年寄りが長生きをするということなんです。店がなくなるけど、高齢者は残って長生きをするわけだから食べなくてはいけません。そこで、「小麦の奴隷」というパン屋を地方で展開して成功しているんですよね。
そう考えると、これから食というところで、田舎では需要が増えていく可能性があるわけです。実際に田舎では車がなくて、買い物に行けないお年寄りが困っていることが多いんです。ボクの地元 佐久間町 浦川では、地元の店屋さんが、野菜市というのを開き、地元の買い物に行けない方々に、食から生活用品からサービスの提供をしています。お年寄りはあまり買わないと言うイメージがあるけど、実は貪欲に買い物や食に飢えているんですよね。ですから、いつも賑やかく繁盛しています。
こういった取り組みだけではなく、浜松市内で展開している食料販売の大型店が、田舎の方に移動販売という形で、商品を売りに来てくれることになりました。もちろん、地元の店がやっている野菜市との兼ね合いもあります。ですからそこを意識してやることになるとは思いますが、そうでもなく直接各自治会を通して販売をしたりする移動販売もあるみたいです。昨日の新聞にも遠鉄の移動販売者の出陣式が出ていました。商品の値段も、スーパーで売るよりも1個 10円余分にもらうだけなので、買いに行くと思えば凄く安く買うことができます。
これから始まる移動販売は3社は知っています。「杏林堂さん・遠鉄さん・マックスバリューさん」この値段の付け方でどの会社もやるのかな。ボクが知っているのは、杏林堂さんと遠鉄さんが1個に付き+10円になるということで、マックスバリューもそうなれば、安くて美味しものを地元や家の前で買うことができるようになります。こういった取り組みは田舎のお年寄りにとって素晴らしいサービスです。なかなかできなかった買い物をするという楽しみを、地元の野菜市と一緒に、お年寄りが楽しんでくれたら嬉しいなって思います。
あとは地元にたまには食べに行けるお店ができるといいなって感じました。
この記事の投稿者
乗本和男