今年の鮎友釣りはどんな成果が出るのか!浦川の清流に鮎の稚魚が放流されました。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
お待たせいたしました。鮎の友釣りファンには待ち遠い季節がやって来ました。自然相手の鮎の友釣りは、天候に左右されることが多いので、毎年のように同じ量の鮎稚魚を放流しても、川の水が増えたり渇水になったりで、鮎の成長とか釣れ具合が変わってくるので、とても難しい作業になるんですよね。ただ昔と違うのは、放流する稚魚の量が全く違うことです。今では1800キロ(毎年微妙に違います。)くらいが平均ですが、ボクが子供頃には、3200キロとか、倍近くの稚魚を放流していたんです。
なんでこんなに違うのかというと、いい稚魚が手に入らなくなったんです。本当はこの天竜川水域の大千瀬川や相川に1番適した稚魚が河口を遡上してくる鮎稚魚なんです。その稚魚がどういうワケか多くを捕れなくなってしまったんですよね。ボクが小さい頃は、ほとんどがこの河口を遡上する稚魚で、あとは琵琶湖産の追いのいい稚魚だったんです。3月になると放流が始まり、ボクらはテンカラという、毛針を使う釣りで稚魚をよく釣りました。
昔もテンカラで鮎稚魚を釣ってはいけなかったんでしょうが、釣っても漁協に怒られなかったんです。そのくらいいっぱいいたんですよね。だって毎日のように行って、50〜100匹くらいは釣りましたからね。それを隣の釣り道具屋のおじさんに、どのくらい大きくなったか確認させてました。それだけ釣っても、解禁から鮎の友釣りシーズンは釣れましたからね。当時は放流量と、鮎稚魚の質が高かったんだなって感じています。
そんな昔話は別にして、今年も何度か放流したみたいです。漁協の組合員のお客さんが来店してくれたので、聞いてみると4月の末から「河口遡上・琵琶湖産・青嶋産(河口遡上稚魚養殖)」を放流したみたいで、5月に入り静岡試験場の稚魚も入れるみたいです。
今年は川に水量もあり、稚魚も元気よく泳いでいるみたいなんで、もしかすると6月の解禁には良い成果が期待できるかもしれません。まずは琵琶湖産が解禁にどのくらいの成果が出るのか、昨年は場所によっては100匹を釣ったなんて声も聞こえましたからね。
どちらにしてもあと1ヶ月で、鮎の友釣りの解禁日です。大千瀬川・相川で楽しむ鮎の友釣りファンの皆さん、ぼちぼち針を縛り道具を準備してくださいね。浦川でお待ちしています。
この記事の投稿者
乗本和男