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買い出しに行けないお年寄りのための、杏林堂 移動スーパー「 とくし丸」がご来店!
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
福祉協議会や地域包括と連携をして、買い出しに行けない山奥のお年寄りのために、その場所まで行く移動スーパーが杏林堂「とくし丸」号なんです。そんな移動スーパーを経営しているのが、だーまん’s shop 岡田智博さんです。元々はスーツ販売の営業をしていて、こちらの旧佐久間高校に、社会人になるためのスーツの着方とか、ネクタイの閉め方を教えに行っていたみたいなんですよね。
それで独立して自営をやりたくて、この杏林堂の移動スーパーと契約したみたいなんです。岡田さんて本当に良い人で、困っている人の役に立ちたいっていつも思っているんですよね。正直な話、山奥に来る移動スーパーなんて、そんなに儲からないと思うんです。
その上に、その地域に頑張っているお店があったら、そこには移動スーパーは出さないんです。ちゃんとその地域で、足りているところには行かないんです。本当に困っているところや、買い物をしたいけど最近はできてない老人のいる場所に行くんですよね。
地域包括などでは、特別老人ホーム佐久間の里にいき、水・金曜日とグループホームがある時、それに参加している方が、買い物ができるように楽しめるように、施設に行って移動スーパーをやるんです。たまたまうちの母親が、そのグループホームに行っていて、帰ってきたら何かを買ってきたんで、聞いたら施設に店屋が来てたと言ってたのが、このとくし丸だったんですね。地域に密着するのではなく、地域の中でもどうしても移動スーパーではないと、買い物ができない人のところに行くんです。
お年寄りの喜ぶ顔がたまらなく好きなんですよね。でもこうやって街にある大手のドラックストアーが、山奥まで移動スーパーが来てくれる。こんな贅沢はないと思います。その地域でスーパーが足りているところでは商売はしない、本当に困っている人がいる場所に行く。
そして1番素晴らしいなって感じたのは、仕事を選ぶ時「どちらが儲かるかではなくて、どちらが楽しいか」で選んだんです。なかなかできることではありませんが、きっと岡田さんは、楽しみながら仕事をして、大きくなっていくでしょう。浜松市中山間地域のために、これからも買い物の楽しさをお年寄りに味合わせて下さいね。
今日はありがとうございました。
この記事の投稿者
乗本和男