浜松市 佐久間町 浦川の春の散策ガイド!
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
今日は暖かい1日になりました。いよいよ寒かった冬も終わりを告げて、暖かく心弾む春がやって来ました。そのウキウキした気持ちと春の暖かい陽射しを受けて、4月17日(日)に、地元 佐久間町 浦川にある、浦川キャンプ村で初めてオールディーズ バンドを招いて「ウラカワ オールディーズ フェスティバル」を開催します。この2年間のコロナ禍の中で、ずっと計画を立てて来ました。今年の春にはコロナ禍も収束をし、気持ちも前向きになり、浦川では今まで楽しいことができませんでしたが、このイベントがきっかけに地元の人や町外の方が、元気になれると嬉しいです。
さてそんなフェスですが、ただライブや出店を楽しむためではもったいないんです。それはこの浦川という町には、色々な魅力があるからなんですよね。歴史好きな方なら、古くは幕末からある格子戸の並ぶ町並みを探索してみてください。浜松地域遺産に認定されているんです。昔は材木の売買で賑やかった、町の雰囲気も楽しんでみてくだださい。
そして浦川地区には、江戸時代から続く地歌舞伎がありました。近年まで地元の有志で毎月9月に、旧中学校体育館を使い公演をしていましたが、色々な経緯でやめてしまったんです。
でもその歌舞伎の発祥のもとである、江戸時代に活躍した「尾上榮三郎」という役者の記念碑が、尾平峠という場所に祀られてあります。江戸時代この場所は、愛知県からの秋葉街道でした。そしてこの尾平峠で休憩をして、博打を楽しんだ場所でもあるんです。この尾平峠で宿を取り、博打をして秋葉神社を目指したんです。
そしてその尾平峠に行く途中に「裏鹿橋」という橋が架かっています。この橋の名前を見たら分かるのですが、実はその昔この浦川は裏鹿と呼ばれていたんです。時代が変化する中で、天竜川の裏側に当たる地区だから、浦川(うらがわ)と呼ぶようになったんですよね。それが電車が走るようになり、浦川(うらがわ)と濁った発音より、綺麗に聞こえる浦川(うらかわ)にしたんです。地元の歴史を知ると、とても面白いことに出逢います。
「ウラカワ オールディーズ フェス」 の楽しみだけではなく、歴史のある浦川の町を散策してくれたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男