空き家になった、父親の実家の片付けに行ってきました。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

従姉妹から水窪町にある家を、処分するという連絡が入りました。従姉妹の実家とは、ボクの父親の実家になるんです。名前は荒川といいます。ボクの父親は荒川の次男で、乗本の長女(母親)と結婚して養子となりました。そして荒川の長男の叔父さんと、乗本の次女で母親の妹と結婚したんです。交互に結婚したんですよね。ですからお互いの交流も深かったし、何と言っても1番の親戚でした。

小さな時から、荒川の家には遊びに行っていて、ボクと同じ歳の従姉妹もいるんです。その従姉妹からの連絡でした。最後まで床屋をやっていた叔母さんも昨年亡くなり、空き家になっていたんです。空き家になったら、水窪祭りの時に寄れるように、他の親戚と話してリフォームをしたいなって思っていたんです。でもその空き家になった荒川に住みたい人がいるという話でした。潰すことを考えたら嬉しいことなんですが、そのかわりとても寂しい気持ちに襲われたんですよね。

ボクの家ではないから、しょうがないのですが、小さい時から思い出がいっぱい詰まったこの荒川の家は、ボクの第2の実家みたいなものなんです。それだけに人の手に渡ると考えたら、とても辛かったです。3月になると、家も人に渡さなくてはいけないから、その前に家の中を見たいなって従姉妹にお願いしたんです。

そしたら、昨日の2月21日 月曜日に家の中を見せてくれるとうことで、一緒に墓参りをしたいなって思い、水窪に行きました。お墓参りの後に、仏壇の魂を抜く儀式をやるということで、付き合ってほしいというわれ、信心深い叔父さんが祀っていた神棚を外し、8人分あった遺影も外したんです。それから仏壇の前に並べて、和尚さんに来ていただいて仏壇の魂を抜いてもらいました。

それが終わったら遺影を額から外し、処分するということでした。清掃業者が写真は捨てれないということで、従姉妹が処分することにしたんです。大事な思いがどんどん壊されて処分されて行く。ボクも家の中を見て、懐かしい写真とか思い出になるものは無いか探していたら、懐かしいく珍しいものが出てきました。代々続く床屋だからこそ、あるようなものです。でもこうやって大事な思い出が、いっぱい詰まった場所が無くなると本当に寂しい。大好きな水窪に行っても寄る家が無いのは辛いですね。

明日は珍しい床屋の歴史の本や、初代荒川床屋の曾祖父さんのことを、色々と遺品を紹介したいと思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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