ボクの憧れ、94歳でも晩酌を欠かさないスーパーおじいちゃん!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ボクの町はお年寄りが多く、70歳以下の人たちは、皆青年という年代にされてしまいます。ボクは54歳ということで、少年に近いくらいのレベルで扱われてしまうんですよね。だからどこに行っても「若い衆」という呼び名で、呼ばれます。それだけ高齢化率が高いということだけど、この町はお年寄りが元気なのも間違いないんです。ただやはり元気がいいと言っても、80歳を超えてくると、あちらこちらに病気が出てきて、弱くなる人が多いのもの事実です。

元気に自分の好きなものや、好きなことをやっているおじいちゃんがいるんです。そのおじいちゃんは、ボクが実家に帰って来てから、ずっと髪の毛をカットさせてもらっています。オシャレな人で30年前には、髪の毛に紫色のマニキュアをいれていたんです。これもボクがススメてやったのですが、仲間内の飲み会の時に「この紫の頭をコンパニオンのお姉ちゃんに、オシャレって褒められたぞー。」すごく喜んでくれたんですよね。

それが今から30年くらい前の話ですかね。今、おじいちゃんは94歳ですから64歳の時です。そんなおじいちゃんは、月に2回来店してくれます。1回はヘアーカットのフルコース、そして2回目はシャンプーセットです。もうオシャレというより、自分でシャンプーをするのが面倒だから、こうやって月2回のパターンで来店してくれるんですよね。

最近は少し物忘れが多くなってきましたが、忘れないものがあるんです。それが晩酌なんですよね。94歳以上という高齢で元気な人は何人かいるんです。でも晩酌をやっている人はいないんですよね。皆さん、お酒は体に悪いと気がついてやめた人がほとんどなんです。でもこのおじいちゃん、昔っから全く晩酌の量が変わっていないんですよ。午後の4時になると、360mlの缶ビールを1本飲んで、焼酎のお湯わりを飲みます。飲んでいると晩御飯の支度ができるので、そのおかずをつまみに日本酒で1合5勺飲むんですよね。凄いでしょ!94歳ですよ。正直な話、若い人でもこれだけの量を、晩酌で飲む人は少ないですもんね。

この話は息子さんに聞いたんで、本当のことでしょう。

身体は大丈夫かと聞いたら、健康診断は行かないみたい。
「今更行ってもしょうがないし、飲めなくなったら終わりだわいや」っていうおじいちゃん。100歳までこの晩酌を続けてほしいなって思います。いつまでも元気で、ボクの目標でいてください。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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