朝の忙しい時間、リーゼント作りはポンパドールの高さだけに集中して!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

リーゼントをこよなく愛してやまないお客さん。「忙しい朝の出勤時間に、大好きなリーゼントをセットしていく時間がないんです。」そんなことをよく聞くんですよね。確かにリーゼントを作る時に、時間がかかる理由も分かります。

だってサイドをしっかり寝かせて、ダックテールを作り、トップを抑えて、フロントのポンパドールを立ち上げなくてはいけませんからね。これだけの作業をやるというと、10分や15分では出来ないです。まして自分が気に入ったリーゼントを目指したら、かなりの時間がかかることでしょう。

確かに髪質や髪の毛の生え方によって、作りやすい難しいはあるかもしれませんが、自分のポリシー(好きな形のリーゼント)をつく時には、しっかりと時間をかけて作りたいです。例えばサイドのクシで流したラインを、ビシッとしたいだけでも、クシの目の均等さになっているかなど、気になり出したら時間がいくらあっても足りません。

ボクなんかもリーゼントを作る時に、癖毛のせいもあり、ほとんどスプレーで作ってしまうのですが、ちょっと抑えすぎたり、膨らましすぎたりして、自分が求めるリーゼントを作ることが出来ないことがあります。そんな時は、1日ずっと憂鬱な気持ちになってしまうんですよね。

そんなことを考えながら、お客さんに提案したリーゼントがあります。

そのリーゼントは、サイドとバックを高く刈り上げ、トップとポンパドールだけをセットする、というサイドとバックのダックテールを省いたリーゼントなんです。つまり自分が1番気にしているポイントである、ポンパドールだけに集中してセットをしたら、時間も短縮できるし、1箇所だけ作るから納得いくスタイルができるよね。

今回はサイド・バックを寒いのでフェード(極端に短い)ではなく、2mmのバリカンを使い、真っ直ぐ高く刈り上げ、トップは簡単に抑えれる長さに、ただフロントは遊びができるように、少し長めにしておきました。これによってポンパドールを作るだけの時間でいいので、朝の大事な時間を有効に使えるようになります。毎日の出勤が楽しみになるといいですね。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ