2月8日は、日本の若者がロックに目覚めた「ロカビリーの日」です。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ボクたちは、1960年前後に流行った音楽とかファッションを、オールディーズと呼ぶのですが、当時のリアルな人はロカビリーって呼ぶんですよね。うちの母親もリアルな青春時代を、この1960年前後に過ごしていますが、ダイアナで有名なポール・アンカやニール・セダカのポップスも、エルヴィス・プレスリーも、全てをロカビリー歌手っていう言い方をします。

ボクは1955〜1958年の間、エルヴィス・プレスリーが軍隊に入隊するまでの間を、ロカビリーが流行っていた時代だと思っています。エルヴィスの入隊によって、音楽もどんどん変わり、激しいロック系のロカビリーから、優雅なポップス系の音楽に変化していったんです。まさにこの時代が、アメリカが第二次戦争の痛手から回復する兆しが見えてきた時だから、国民の気持ちも豊かになって来ていて、穏やかなポップス系が人気になったんです。

そんな2月8日の日。今から64年前の1958年のこの日に、日劇ウエスタンカーニバルが初めて開催されました。日劇は当時のスターがステージに上がる場所で、若者に人気のロカビリー歌手がステージに上がるということは、当時の若者たちの立場が、認められて来たということなんです。アメリカから入って来たロカビリーは、まだ当時はそんなに浸透してなくて、ロカビリーカーニバルと題して開催しても、人が集まらないと考えて、その当時ウェスタンなどの西部劇が人気だったので、こちらの名前を使い、ロカビリーのフェステイバルを開催したんです。

この時のスターが「平尾昌晃・ミッキーカーチス・山下敬二郎」のロカビリー3人男なんですよね。平尾昌晃とミッキーカーチスは、歳をとっても歌い方も渋くて上手かったので、まだまだカッコいいなって思えたけど、流石に山下敬二郎はちょっとイタイいところがありました。特に山下圭二郎が歌うダイアナは、若い頃と歳をとった時では、あまりにも違いすぎて、本当にびっくりしたんです。そんなロカビリー3人男も、今ではミッキーカーチスだけしかご存命ではないんですよね。ロカビリーの日」JR120XEのブログ | Fifty Bellが聞こえる・・・ - みんカラ

実は、そんな日劇ウエスタンカーニバルに、リアルに行ってきたというお客さんに話を聞いたことがあるんです。当時お客さんは学生で、お姉ちゃんに連れられて行ったんです。そのステージは凄くて女性のお客さんばかりで、キャーキャーって声が鳴り響いていたんですよね。その凄さに田舎者だから圧倒されたといういうことでした。サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』リハーサルでの出来事|大人のMusic Calendar|大人のミュージックカレンダー

演歌やカントリーやジャズといった大人しい音楽から、若者が手に入れたロックの走り「ロカビリー」が、若者を虜するステージが、初めて開催された記念する日なんです。今日は少しでも、ロカビリーに興味を持ってもらえる日になると嬉しいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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