エルヴィスプレスリー流、カッコいいロカビリージャケットの着こなし方!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

エルヴィス・プレスリーのデビュー初期のスタイルは、当時は白人にとってタブーだった黒人ファッションを好んで着ていたんです。ダボダボのジャケットにダボダボのマンボズボン。あれだけ白人と黒人の生活環境が違う中で、白人とは思えないファッションをして、白人のオシャレを先行していたエルヴィス。そんなエルヴィスは、ジャケットを着る時にも、ワンポイント自分のこだわりを持っていたんです。

ボクはあまりジャケットは着たことがありません。早い話が着るチャンスがないからですよね。サラリーマンや事務系などのお堅い仕事なら、スーツやジャケットを着ているのですが、床屋では結婚式か、子供関係で学校で着るくらいなものです。ボクも上の子が幼稚園の年長の時の卒業式で着たくらいで、あとはゴルフに行く時くらいでしたかね。

そんなジャケットを、これから始まるイベントやライブで着れる日が来ると思って、メルカリで手に入れました。ヴィンテージの3ボタンのジャケットです。2ボタンの方が着慣れているのですが、たまには3ボタンも来てみたくて選んだんです。このジャケット、絣柄のジャケットなんです。オールディーズというと絣の柄のイメージが湧くらい、当時のロックンローラーが来ていたんですよね。

そんなジャケット、3ボタンだから上の方までしっかり閉まって、ビシッとしている。でもイメージ的にはロカビリーやオールディーズ。そこでエルヴィスの着こなしを真似してみました。エルヴィスは、2ボタンも3ボタンも、自分の感性でボタンを外す位置を変えているんです。もちろん正装的な着方をする場面は別にして、自分の音楽を歌うステージの場合は、2個も3個も1番下のボタンを外しているんですよね。

これは色々な理由があると思うのですが、1番下のボタンをとめて胸元を開けるのは、きっと胸元の逆三角形が出来て、男らしいシルエットが出るからなんだと思うんです。他にもいっぱい理由はあるかもしれませんが、このボタンの止め方がボクもカッコいいんですよね。そんな着かたもして、ちょっと懐かしいボンタンスラックスに合わせてみました。なかなかイカしているでしょう。

このジャケットを着て、早くライブでツイストを踊りたい。そんな気持ちでついついジャケットを着て踊っちゃいましたが、やはり現代でもカッコいいと感じるエルヴィスの着こなしのセンスには、脱帽するしかありません。ジャケットのボタンは、1番下だけ付ける。これを忘れないでね。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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