フィフティーズな床屋, 仕事観, 床屋ネタ, 雑感
耳垢は、イヤースコープを使うことで、安心でキレイに掃除できます。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
店のメニューの中に「耳掃除」というのがあります。これはヘアーカット・顔剃り・シャンプーのメニューを選んでくれたお客さんに、サービスでやらさせていただいているんです。でも最近は単品でもやってほしいという、お客さんが来店されることがあるので、1000円で施術させていただいていますよね。
ほとんどのお客さんは顔剃りからの延長で、耳掃除を行います。そんな耳掃除も簡単そうに見えて実はとてもデリケートで繊細なんですよね。耳の中は肌よりも薄い皮膚でできているので、凄く敏感なんです。ですから、耳垢を取ろうとして強くやると血が出てしまうことがあります。
特に耳掃除が好きなお客さんに多いのですが、ついつい気持ちいいので、力を入れ過ぎてしまうんですよね。それと慣れてきて、奥に奥に入れたがり、耳かきの先を壁に突いて、傷をつけてしまうことがあるんです。ですから耳鼻科の先生は病院で耳垢を取って下さいと言われます。でも病院は耳垢を取ってくれるだけで、マッサージはしてくれないんですよね。このマッサージが気持ちがいいんです。
もう1つ病院が「自分でやらないで」という理由がちゃんとあるんです。それは耳垢の素は耳の入り口から1cmのところに「耳垢線」という油を分泌するところから出ているんですよね。そこにホコリとか、皮脂とかが混ざって耳垢になるんです。でも耳垢ですが、入り口から直ぐのところにできるので、奥まで掃除しようとしても意味がないんです。そんな耳垢を押し込んでしまい、奥に溜まって大変なことになることが多いんです。
自分の耳の中を見たことがありますか?#イヤースコープ を使い、お客さんの耳掃除をします。
— 乗本和男 (エルヴィス) 【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) January 23, 2022
キレイに掃除しますよ(^ ^) pic.twitter.com/7IMjf1tO8l
ですから病院では自分でやらないでくださいって言うんです。ボクならちゃんと耳の中を見て、長年の感覚で気持ちよく耳掃除マッサージをします。耳の中を見ているので、絶対に奥に耳垢を押し込んだりしません。でも耳の中に炎症や病気がある場合は、病院に行ってもらった方がいいですね。ただ耳の中が痒い、気持ちいいからやってもらいたい。そんな方はボクにおまかせを。
実はそんな耳掃除に新しくアイテムを導入しました。イヤースコープです。今日もこれを使いお客さんの耳掃除をやらせていただきました。iPhoneとWi-Fiで繋ぎ、耳の中を映像でお客さんが見れます。もちろんボクが見ながらやるんですが、キレイに耳の中を確認しながら掃除ができるので、安心ですし、今まで以上にキレイにできます。薄暗い耳の中が明るく見れるので、これからお客さんもボクも楽しみな耳掃除ができそうです。
この記事の投稿者
乗本和男