薄毛に悩むお客さんの、細く薄くなった髪の毛を生かし、若く見せる方法!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

年齢を重ねると、どうしても毛根に力が無くなり、髪の毛が細く薄くなってしまうんです。そんな髪の毛をカバーして、少しでも若く多く見せるヘアースタイルを紹介します。

今日来店してくれたお客さん、60歳を超えて髪の毛が細くなって来ました。そんな姿に奥さんが、もっと若い感じにしてもらって来てって言ったみたいなんです。本人はそれほど自分の中で、細く薄く見えるのは気にならないみたいなんですよね。でもね一緒に歩く奥さんは、少しでも若くカッコいい旦那さんがいいです。

そんなお客さんに、ではこんな感じにしてみましょう。とオシャレなヘアースタイルを提案させていただいたんです。そしたらそのヘアースタイルを見て、「刈り上げをしたくない」って言われたんです。そして自分の希望は、裾周りをスッキリしたいっていうことでした。

それを聞いて提案させていただいたのが、サイドとバックは刈り上げないで、スキ鋏を使い毛量を少なくすることで、刈り上げないけど、ボリュームダウンさせました。そして頭のヘチ(角)が張っているので、角の毛を削り、トップを浮くぐらいの長さにするソフトモヒカン風にしました。それによって、薄く見える毛を気にして長くしていたトップの髪の毛が、浮き始めボリュームが出るんです。

髪の毛が細くなりボリュームがなくなったら、長くして隠すより浮くぐらいに短くして、サイド・バックのボリュームを、トップの細くなった毛よりも落とすことで、薄くなったところが目立ちにくくなります。そしてあえて隠していた部分を解放することで、お客さんが若く見えるんですよね。

そしていつもみたいに洗いっぱなしのヘアースタイルではなく、ちゃんとセットしてヘアースタイルを楽しめるように、セットの仕方を伝えさえていただきました。


まずサイドはしっかりと抑えます。そして細くなった髪の毛のボリュームを出すために、前向きに生えている毛根を前からドライヤーを当て起こします。そして根本が起きたら、毛先を前向きに梳かし、ワックスで毛束を作るだけです。簡単なセットです。5分もかからないでしょう。これからは少しだけオシャレをして、奥さんとのお出かけを楽しんでくださいね。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ