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今日は、お正月の胃の疲れを休めるため、七草粥を食べる日です。
こんにちは。
オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
お正月はいつも通り、あっという間に過ぎてしまいましたが、ご馳走を食べただけ、知らない間に体重が増えているもんです。ボクも昨年の12月31日に体重を測ったら57、5kgだったんです。高校生の時と同じ体重です。それが6日間も不摂生をしたら、なんと62キロまで増えてました。飲み過ぎ食べ過ぎ、いつも自分が気をつけていることを忘れて、好き放題やったのがこういった結果になったんですよね。体重の増加は、普段の食べ物を節制することで、落とすことができるからいいのですが、負担をかけた胃腸には、ちょっと救済をしてやらないとです。
それが今日1月7日にいただく「七草粥」です。春の七草をお粥にしていただくんですが、入れる草を見ると、本当によく考えてくれてあるなって感じます。特に感じるのは、胃腸の動きを戻す薬草、そして免疫を上げる薬草がメインで入っていることです。やっぱり大事なのは、食べ過ぎによる免疫力の低下ですよね。免疫が落ちることで、風邪や他のウイルスに感染しやすくなります。それを回復させる、そんな働きをする感じがしました。
毎年、七草までいかない野菜で作るのですが、今回は初めてスーパーで「七草粥の草」を買って来たんです。七草は元々決められた草があるんですよね。
- 芹(せり)……水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進。
- 薺(なずな)……別称はペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材でした。
- 御形(ごぎょう)……別称は母子草で、草餅の元祖。風邪予防や解熱に効果がある。
- 繁縷(はこべら)……目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にもなった。
- 仏の座(ほとけのざ)……別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
- 菘(すずな)……蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。
- 蘿蔔(すずしろ)……大根(だいこん)のこと。消化を助け、風邪の予防にもなる。
これらが入っているものを買って来て作りました。美味しい出汁の効いた七草粥は、食べる度に体が元気になっていくような感じがします。
でもこの七草が揃わなかったら、冷蔵庫に入っている野菜でも構わないみたいです。ただ新鮮な野菜の方が、自然界からの生命をいただくということで、パワーアップし免疫をあげる感じがします。胃腸を整え体の免疫をあげるために、今日は美味しい七草粥をいただきました。
この記事の投稿者
乗本和男