神棚と仏壇の上には「空」と「雲」と書いて貼り、2階は無いことを表します。

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

いよいよ大晦日になりました。本当にこの1年は楽しいこともあったけど、辛いこと寂しいことが多かったですね。1番に辛かったことは、陽子の母親が旅立ったことです。突然の別れに、なんなのか分からなくなりました。コロナウイルスワクチンを接種したから、今度はみんなと会えるようになるよ。って喜んでいて、1回目の接種後1週間で突然に旅立ってしまったんですよね。本当に突然の出来事でした。

そんなこともあり、新年は幸せが訪れることを本当に楽しみにしています。

さて、大晦日というとボクの第一の仕事が神棚と仏壇の掃除、そしてお正月の準備です。本当はもっと早い日に準備をしなくてはいけないみたいですが、仕事と休みの関係もあり、なかなか都合よく時間を作れないのが辛い所です。でもこの時間を終えるとお正月が来るなって感じることができるんですよね。

まず最初にやるのが神棚の掃除です。1年ぶりに綺麗にすると、気持ちもよくなり、心も晴れやかになります。新品の雑巾をおろして社を綺麗にします。1年間の感謝を込めて掃除するんで、念入りに隅々まで綺麗にしますよ。そしてお札を新しいものにして祀ります。社には5の神様を祀ってあるんです。全ての神様に想いがあるのでいつも感謝しています。

それが終わったら恵比寿様と大黒様です。商売繁盛の神様も念入りに掃除をして、新しいお札と入れ替えます。ただ恵比寿様と大国様の場合は、張り替えるのではなく、重ねて貼っていくことで、商売繁盛も増していくと聞いているので、もう何年も重ねて貼っているんですよね。やはり商売というのは縁起を担ぐのも大事ですからね。

そして仏壇の掃除をします。毎日のようにしているのですが、綺麗な雑巾で拭くと艶が出て、より木の良さが浮かび上がってきます。神棚と仏壇には松と一緒には、お正月用のしめ縄も飾ります。そして玄関と向かいの家と店の前に門松を飾り、入り口には特注のしめ縄も飾って準備万端です。

最後に大事なのは、神棚と仏壇の上に「空」と「雲」を貼ります。神棚には「雲」仏壇の上には「空」、これは「神棚と仏壇の上には何もなく、空と雲しかありません」という意味を表しているんです。これも神様や仏様に無礼がないようにするためなんです。神棚と仏壇の上に部屋があったりすることは、人が神様や仏様より上ということになってしまい、失礼に当たるので、そうならないようにするんですよね。

これで準備はこれでできました。今から正月の買い出しに行ってきます。

良いお年をお迎えくださいね。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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