ジビエをお客さんから頂きました。食べるのが楽しみ!

こんにちは。

オールディーズが大好きな 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ジビエをくれたお客さんは前回来店の時に、最近 多く出没する鹿の駆除の話をしていたんです。今は夜8時を過ぎてくると、県道や国道にも鹿が出てくるんです。ただ出てくるだけならいいのですが、道を何頭で横切ったり、突然止まってこっちを見ることで、車との衝突事故が多いんですよね。ぼくも浦川ではまだ体験してませんが、豊橋に向かう途中の湯谷温泉あたりで、ボクの車のすぐ前を鹿が飛び出してきて、そしていきなり止まり引きそうになったことがあるんです。でもスピードを出してなかったので、ぶつかることは免れましたが、もうちょっとで確実に鹿を引いてました。

来店してくれたお客さんは地元で猟師をやっている方なんです。もう何年もやっていて、自分で猟犬を飼い、グループでやるだけではなく、1人でも猟に出かけることも多いんです。グループで行く時には、個人的に鹿肉を分けて持っていったりできないので、個人でやる時に鹿肉を取るみたいなんですよね。でも最近は鹿肉もしっかりとした処理がされているのならいいのですが、始末の仕方や処理でうまくやらないと、とても臭い肉になってしまうんです。それに脂肪の少ない鹿肉は、調理の仕方によっては、固くて食べれないこともあるんです。

そんな鹿について話していたら「あんたは鹿肉を食べるかい?」って聞かれ「大好きなんです」と答えたら「今度 鹿が取れたら持って来てくれる」といってくれました。鹿肉は本当に鶏肉と同じでとてもヘルシーなんです。やはり野生の生き物は、調理の仕方で全然変わるんですよね。ボクは兎に角 焼いて食べることが好きで、塩胡椒で下味を付け、油を引かずに焼きニンニク醤油につけていただきます。しっかりと処理した鹿肉は、臭みもなく焼くと食感も良くて、ニンニク醤油に合うんです。今年は2回も違うお客さんからいただきました。

ジビエは猟師さんから直接買って、飲食店で出すことが出来なんです。もちろんお金が動かないならいいのですが、ジビエを商品として出すときには、ちゃんとした処理場を持ち、そこで処理をしないとダメなんですよね。だからどうしても肉屋を通すとジビエの値段が高くなってしまうんです。もっと気軽に飲食店で商品として出せると、ジビエの価値も認められ、人気が出て鹿や猪の駆除にも、猟師さんも力が入る感じがします。

とりあえず、またニンニク醤油でいただきまーす。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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