「バレンタインデーなんてヤダーーー!」そんな青春の甘酸っぱい思い出。

こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。

心と体の変化

中学生の時には、2月14日この日が来るのがとても辛く悲しかったんです。ただでさえ女の子にモテなかった僕、バレンタンデーという日が自分の中ではイヤで恥ずかしく鼓動を揺さぶる日だったんです。

中学生活も落ち着き始めた2年生の2月、僕の体も心もだんだんと大人に進化していく過程でした。そのために心の中は凄く揺れ動くそんな毎日だったんです。

(我が浦中)

1番に感じたことは、中学1年生まで異性に対してなんとも思わなかったのに、今ままで気にしないで話せた女の子に突然話せなくなったり、女の子の前で格好つけてみたりして、気をひくことが多くなったんですよ。

「自分の中では何をしてるのか」きっと分かってなかったんだけど、体と心はちゃんと大人になっていったんですね。

モテない自分がイヤだった

そんな中途半端な年頃が1番厄介でした。女の子に凄く興味がって、僕のことを気にして欲しいのに、自分の容姿や性格に自信がなかったんですよね。そんな風だからどんどん女の子と話せなくなってしまう。

話せなくなるし元々自分のことに自信がないから、だんだんと避けていったような感じがしました。そんな状態だったのに、この日が来ると自然に周りがザワザワし始めるんです。

「チョコレートなんてもらえるわけないじゃん」て自分で言い聞かせてるというより、かなり諦めていたんだけど、当日登校の時間が来ると、学校に行く間になんとも言えないドキドキ感があったのを今でも覚えています。

バレンタインデーなんてヤダーーー!

そんな気持ちで学校に着き、1番初めに探すところが靴箱の中ですわ!「もしあったらどうしよう」なんてある分けがないのに周りを気にしながら探すこと・・・、案の定1回も入っていたことがなかったです。

バレンタインデーの由来

そしてその次に期待して探すのは机の中なんですわ!またそこでも「あったらどうしよう」なんてある分けないのにドキドキしながら机の中を手探りしていたんです。でも結局は無く、中学の3年間は本当に寂しいバレンタインデーだったんですよね。

この日が終わるたびに「こんなバレンタインデーなんてヤダーーー!」って、家に帰って来ると自分の部屋の中に置いてあった、おばあちゃんからのチョコレートを食べながら吠えたのを覚えています。

それではまたー。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ