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佐久間町 浦川のヤナで捕れた落ち鮎をいただきました。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
もうコロナ禍の影響で、3年間も実家に帰って来れない弟や叔父さん自分の娘たちに、地元の鮎を食べさせたくて、時期的に遅くなってしまいましたが、ヤナに落ちる落ち鮎が手に入らないか、陽子の友達を通して聞いてみたんです。そしたらやはりヤナの旬は過ぎてしまい、質の良い鮎は落ちてこないかもしれないって言われたんです。そうですよね、もう季節は11月の半ばですもん。鮎も産卵ですってしまっている季節です。
そんな気持ちもあったんですが、やはり浦川の鮎を食べさせてあげたいっていう気持ちが強く、陽子の友達を通して、知り合いのおじさんに頼んでもらったんです。ヤナって落ちる時は落ちるけど、落ちない時は全く落ちないから、とても難しい漁なんですよね。その代わり落ちる時には、一気に落ちるので、拾い上げるのが大変な時もあるみたいです。
そんなお願いをしてから、何にちかたった今日、陽子の友達から電話がかかって来たんです。鮎が捕れたから持っていくねっていう連絡です。その時に友達が、大きい鮎が揃っているよ。って教えてもらったので、楽しみに待っていたら、車から買い物カゴのような、大きな入れ物を重たそうに持って来たんです。それにはいっぱいの鮎が入っていました。よく見るとめちゃデカイ鮎ばかり、もうこの季節はお腹の卵と精子をすってしまって、お腹がペコって凹んでいる鮎が多いのですが、いただいたのはしっかりお腹がポンポンのものでした。
鮎の香りと美味しいのは、やはり7月から8月の時なんですが、この落ち鮎の魅力は大きさと卵なんですよね。大きくなってお腹いっぱいに詰まった卵が美味しいんです。もちろんオスの精巣も美味しですけどね。久しぶりにこんなに大きな鮎ばかりを見ました。地元でも鮎釣りをやらないと、なかなか鮎は手に入らないです。ですからこうやっていただけ出るのは、本当に貴重なんですよね。
さてこれだけの数をいただいたので、帰って来れない親族に少しでも浦川のことを思い出してもらうために、送りたいと思います。食べて懐かしく感じてくれたら嬉しいな。本当に素晴らしい鮎をいっぱいありがとうございました。そして手寧に鮎を1匹1匹 袋に入れてくれて感謝です。
この記事の投稿者
乗本和男