冬でもなりやすい、汗疹と発疹の対処法!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

寒い季節ほど汗疹に気をつけてほしいんです。汗疹って夏に起こりやすい炎症だと思っている方が多いんですが、実は寒い季節もなりやすいことも分かっているんです。その理由として厚着をするということがあるんです。特に冬になる境目から衣替えになり、段々と厚着になるのですが、その季節の変わり目に厚着することで、体温の調節がうまくいかないことが多いんです。特に肌の敏感なデリケートなところは、気をつけてほしいんですよね。頭皮の赤い斑点の原因は!? | 知らなきゃ損!?正しいヘアケア講座

ボクの仕事は特に首から上の頭の部分をきれいにする仕事をしています。そんな仕事から、1番に目に付くのは、首の部分と後頭部なんですよね。なぜここに汗疹や発疹が多いのかというと、汗をかきやすい状態を作っているからなんです。まず首の周りの汗疹や発疹はなぜ起こるのか、もちろん厚着が原因なんですが、気になるのがタートルネックの服なんです。外気の温度によって取り外しが効く、ネックウォーマーとかマフラーは、汗をかきそうになると、外すことが出来るからまだいいのです。

実はこの汗疹と発疹には通気性が大事なんです。特にタートルネックは着た状態で寒さを防ぐ役割をしているので、取り外しが効かないものなんですよね。汗をかいても首をしっかりと囲ってしまい通気性がよくなくなるんです。そうなると汗をかいても発汗しないで、衣類の中に溜まり、炎症を起こしやすくなります。本来は汗をかくと空気に触れることで蒸発して、温度が下がるようになっているんですが、いつも接触していることでタートルネックの下に残り、炎症がおきやすくなってしまうんです。

ではどうしたらいいのかというと、こまめに首の周りなど汗をかきやすい部分を制汗シートで拭くようにして下さい。汗をこまめに拭き取っていれば、汗が溜まることもなく、体温調整がしっかりできて炎症を起こしにくくなるんです。

そして後頭部の汗疹や発疹は、寒いからと髪の毛を伸ばした状態で寝るために、髪の毛と枕で通気性が悪くなり、発汗せずに汗がたまることで炎症が起きるんです。これも対策としては、短髪にするか刈り上げておくとなりにくくなります。とにかく通気性を悪くして汗を溜めないことが大事なんですよね。最近では通気性の良いものもあります。そういったタートルネックにしていただき、汗を溜めないように気をつけて下さいね。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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