お客さんからの質問「絶壁を隠すダックテイルの長さとカットしかた」をお伝えします。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

昨日のブログでBOUZUにする時に、日本人特有の絶壁を隠す方法を書いたんです。そしたらSNSの友達から「自分は歪んだ絶壁なんで、どうカットしたらイカしたダックテイルができるか知りたいです。よろしくお願いします。」って質問を送ってくれました。白人は頭長(額から後頭部まで)日本人より長く、奥行きがあるために、カッコいい頭の形から自然にダックテイルもカッコよくキマるんです。絶壁の日本人はどうしても横に長く奥行きが短いので、顔が大きく見えてしまい、カッコいいリーゼントを作りにくいんですよね。

ではどうしたらカッコいいリーゼントを作ることができるのか。それは簡単にいうと奥行きのある頭にすることなんです。つまりリーゼントを作る時には、頭の形に合わせたカットをしないで、サイドを短く奥行きを長くするんですよね。その要領で頭でいうところの頭長を長くみせることが大事になってきます。その時にこの後頭部が絶壁になっているために、奥行きのあるカッコいいリーゼントができないんですよね。

カッコいいリーゼント=カッコいいダックテイル というわけなんです。ではダックテイルをカッコよく見せるにはどうしたらいいのか。まずサイドは裾の長さは、ポマードで撫で付けた時にビシッと抑えることができるくらいに短くカットします。それから1番大事な後頭部の長さをカットする時には、日本人の頭長の長さが平均19cmくらいとうことを考え、その上で長さのバランスをみて、ぼくは頭皮から5cmの長さにカットしています。その時に耳の後ろからUの字にカットすることで、緩やかなカーブのダックテイルになります(ダックテイルにする時に、自分の両手の指を後頭部で重ね合わせて4cm、そして I の字型に櫛を下ろしてた時1cm窪むことを考えて5cmを基準にしています。)

(馴染むように全体に毛先を軽く梳いてくださいね。)これでかなりの絶壁がなくなります。それにサイドをピシッと抑え、襟足から盆の窪まで緩やかに刈り上げることで、後ろのダックテイルはボリュームが出て、奥行きのあるカッコいい形になります。ただ気をつけてほしいのは、あくまでも平均の長さであって、誰でもとうわけではありません。顔の大きさ形によっても、後頭部の長さを考えないといけないんです。ダックテイルを作る時は、後頭部の長さの基準を5cmにしてやってみてください。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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