BOUZUを立体的にカットすることで、おしゃれなBOUZUになるんです。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

髪の毛が脱毛で薄くなり、髪の毛を増やすという選択から、BOUZUにするという選択に移行してしまった人に。せっかくベリーショートにするのなら、ただバリカンでカットするだけではなく、BOUZUを楽しんでくれたら嬉しいです。どうしても髪の毛が薄くなり通常のヘアースタイルが作りにくくなってくると、増毛するかカツラにするか、それとも思い切ってBOUZUにしてしまうか、この3つ選択が多く選ばれています。

少しの薄毛なら正直な話、増毛エクステ「コンビニつけ毛」でも元のような毛量に戻すことも可能です。それを超えてしまいかなり進行した脱毛は、カツラがBOUZUになってしまうことが多いです。

でも上からパカっと被るカツラは、どうしても分かってしまうので、多くの男性の方は選択肢が少なくなりました。そうなると、どうしても短くするBOUZUになってしまうんです。でもせっかくBOUZUにするなら、ちょっとオシャレBOUZUにしたらどうかなっていつもお客さんに提案させてもらっています。

中にはBOUZUを超えてスキンヘッドにする方も見えますが、前回書いたように白人や黒人の頭の形は奥行きが長くカッコよくなるんです。でも日本人のほとんどの方の頭の形が、絶壁で奥行きがなく横に長いので、なかなかこのヘアスタイルが似合うかとう難しいところもあるんです。

それじゃバリカンで裾からトップまで同じ長さで全体をカットするBOUZUは、ただ短くしただけの単純な形になってしまいます。それに2cm以下の短いバリカンでカットすると、どうしても先ほど書いた日本人特有の絶壁が出てしまうんです。でも長さのメリハリをつけることで、この絶壁をなくしキレイなカッコいいBOUZUにできます。

まずお客さんがBOUZUにしたいといったら、ボクは9mmのバリカンで全体をカットする方法をオススメしてます。なぜ9mmなのか。それは床屋でいうところの5分刈なんです。この長さが1番頭皮が透けて見えないし青くならず、ちょどいい長さなですよね。そして裾回りだけを2mmのバリカンでカットして、頭頂部と裾の長さを変えることで、さっきいっていた絶壁に厚みを持たせることできて、分からなくすることができるんです。それによってカッコいい頭の形のBOUZUが作れるんですよね。

全て同じ長さではなく、立体的にすることで、おしゃれなBOUZUが出来上がります。よかったら参考にしてみてください。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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