山の中の土地は先祖から受け継いだのもだから、安価ではなかなか売れない。

こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。

なんか最近強烈な寒さと冷たさが当たり前になってしまい、この気候が普通なのかなって錯覚してしまうぐらい長い間この状態が続いています。

山の中の土地

そんな山の中ですが畑や住まなくなった家などを、できたら売りたいもしくは貸したいそんな希望を持っている人が多いんですよね。

実際に山の中に住んでいる人は高齢者が多く、もう後を継いで家を守ってくれる子供がいないのが現状なんです。そこで1番困るのが今住んでいる家をどうするか、そして先祖から受け継いでる畑や土地をどうするかそこを皆さん気にしているんです。

僕のお客さんにも沢山そんな方がいます「俺らが死んだらこの土地や家を子供達はいらんて言うでなー」そんな声ばかり聞くんですよね。

使わなくなった家や土地

そのわりには空き家になった山の中の家や土地を、貸して欲しいとか売って欲しいとかいう人が出て来ても、なかなかその子供たちが売ったり貸したりすることが、少ないんではないのかなって感じているんです。

僕の考えですがこんな山の中の土地なんて、今はほとんど価値がないと思っているんです。もしこの土地に価値が出て来たとしたら、土地を売り家を貸し若い人達が住み始めて、新しく活気のある町に生まれ変わってからなんですよね。

でもねやっぱり売ったり貸したりする時って、少しでも高いお金で売ったり貸したりしたいんですよ。この気持ちは凄くわかるんです、僕も売れる土地があったらそんな気持ちになりもん。

先祖代々からの土地

先日知り合いの不動産屋さんに紹介したお客さんが来たんです。その後どうしたのか聞いてなかったので聞いたんですよね。

そしたら僕が紹介した業者さんはその土地を買いたかったらしいんです。でも安価だったので断ったらしんですよ。そしてその後また違う業者来て賃貸で貸したらしいんですよね。

人それぞれ色々な考え方があります。だからどれが正しいってことはないのですが、僕は高齢になり土地を安い金額で20年も貸すより、現金で売った方がいいような感じがしました。

20年間の合計金額と、現金の金額がほとんど変わらないわけですから。きっとまだ先祖代々の土地とか子供達の為にって気持ちがあるのかもしれません。

まとまったお金が入れば奥さんや家族と一緒に、旅行や美味しいものを食べに行けますからねー。そんな僕の個人的な考えですが、ただただ山の中の土地は安い。到底本人が希望するような金額では買ってもらえないです。

色々な幸せがあるから一概には言えませんが、お客さんが幸せになってくれたらいいんです。いつも思うのはただそれだけなんですよね。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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