エルヴィスが もみあげ を初めて長くしたのは、16歳の時だった!

こんにちは。

浜松市佐久間町の 理容師 乗本和男です。

エルヴィスのサイドバーンズ(もみあげ)は何故長いのか!これはデビューしてから時代と共に、流行りで長くなって来たと思っていたんです。でも実は違うんですよね。エルヴィスは、既に少年期の16歳になった時に、もみ上げを長くしていたんです。ある意味デビュー当時に短くなったのは、普通に戻ったと考えれるかもしれません。まだその時代は、その方がお客さんに好意を持ってもらえるからなんでしょう。

正直な話、ボクはこの長いもみ上げがカッコいいとは一度も思ったことはありません。それに何度も書いているんですが、エルヴィスを好きな時代は、やはりデビューした1955年から1963年くらいまで、リーゼント がビシッと決まっていた時までなんですよね。

エルヴィスの櫛目のラインの美しさ、これは悲しいかなクセ毛のボクでは出せないダックティールのラインなんです。そのリーゼントのバランスを取るためのワンポイントとしてサイドバーンズがあったんです。

リーゼントとサイドバーンズのバランスは凄く難しいです。特にフロントのポンパドール とバックの襟足を刈り上げているかいなかで、それに合った長さもあるんですよね。ポンパドールが高くトサカに何なっている「サイドバーンズは長め」と、バックが刈り上げている場合も長めにした方がバランス的にカッコいいんです。そう考えると、リーゼントの時代はどちらかというと、多少長めの方がバランス的にカッコ良かったのかもしれません。

それではデビュー前にエルヴィスは、このサイドバーンズ(もみあげ)を長くしたのかというと、実はこの時、安定した職業についてないお父さんの仕事との1つとして、野菜を市場に運ぶトラック運転手をやっていたんです。エルヴィスは、お父さんがそのトラックで帰ってくると、何時間でもそのトラックのダッシュボードにあるラジオから流れる音楽を聴いていたんですよね。

だから将来は、お父さんと同じようにトラックドライバーになって、ラジオから流れる音楽を聴きながら仕事をしたかったんです。そしてこの巨大なトラックを操るトラックドライバーを、野性的な英雄に見ていたみたいです。
(こちらを参考にしました)

それから実際にエルヴィスはトラックドライバーになったのですが、さっき書いたように16歳になって髭がボチボチ生えて来た思春期に、憧れのトラックドライバーの真似をして、サイドバーンズを伸ばしていたんですよね。当時そんな少年はいなから、かなり逸脱した高校生だったでしょう。

つまりこの16歳からサイドバーンズを伸ばし、ダボダボのピンクのジャケットやズボン、黒人しか着なかったファッションをしたんですよね。やっぱりエルヴィス・プレスリーは逸脱した姿がとても魅力的でカッコいいです。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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