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デルタ株には、不織布のマスクを付けるのがベター。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
静岡県も緊急事態宣言を受けて、なんとも楽しくない時間を過ごしています。休みがこれほど楽しみでは無くなったのは今回が初めてですね。去年の5月に行われた「ステイホーム」は、少しだけ我慢すれば、直ぐにでも開放されて、楽しいことができると考えていたので、まだ我慢ができたんですよね。でも今回は、これから先がどういった環境になっていくのか、全く分からないので不安が先行しているんです。
いよいよ明日ボクもワクチンの1回目を接種するのですが、このワクチンが来月もう一度打ってどこまで感染予防を、そして重症化することを防いでくれるの分かりません。ただ明日ボクが打つファイザー製のワクチンを早々と接種したイスラエルでは、またコロナウイルス感染が広まっているみたいなんですよね。そうなるとファイザー製のワクチンも時間が過ぎると効果が弱くなり、その上に多くなっているデルタ(インド)株は、効果が薄いようなことを書いている記事がありました。
それなら尚更、感染しない防御をしっかりと張らないといけないってことになります。本当に目に見えるものなら、防御をしやすいのですが、なんせ目に全く見えないし、まして空気をある一定の時間の間漂っているらしいのです。そう考えると、1番大事なのは体の中にウイルスを入れないということなんですよね。その方法としてマスクが重要なんですよね。ただ気をつけてほしいは、マスクの種類によっては、あまり効果がないということなですよ。
昨日の中日新聞に載ってました。日本が誇るスーパーコンピューターの富岳が、感染力の強いデルタ株では、どのようなマスクをすると、吸い込む量が少なくて済むかをデーターに出したんです。もちろんこちらの実験は市販しているマスク行いました。
市販マスクを着用して吸い込む飛沫の割合(実測値)
着用なし・・・100%
ウレタン・・・82%
布マスク(フィルターなし)・・・’70%
不織布(隙間あり)・・・45%
不織布(顔に密着)・・・25%
二重マスク(布と不織布)・・・16%
なりました。やはり不織布のマスクは、この中でもずば抜けて、コロナウイルス(デルタ株)を防いでくれます。まだまだ暑い日が続きます。そんな時には、布マスクを下に付け、上から不織布のマスクをする、二重マスクが良いみたいです。それに吸い込む飛沫の割合も16%とめちゃ低くなります。ぜひ不織布と布のマスクを重ねてはめ、夏のシーズンをしっかりとした感染を予防しながら過ごしてほしいです。
またこういったデーターも出ています。
研究チームは、デルタ株の感染力を従来株の二・五倍と仮定。感染者とマスクをせずに会話をした場合に、飛沫に含まれるウイルスを吸い込む量を試算し、感染確率を予測した。十五分の会話で感染確率が10%となるのは、従来株では約一・二メートルの距離をとった場合だった。デルタ株では約一・七メートルと、〇・五メートル多く距離をとった場合に相当した。二・五メートル離れると、デルタ株でも感染確率は、ほぼ0%となった。
また店でもお客さんと共に不織布マスクの着用(ボクは布マスクと二重マスク)、検温、手指消毒のお願い、道具の消毒、徹底した換気、ヨウ化物でウイルスを不活化する「ランガーCDーM」の噴霧、ウイルスを不活化するオゾン発生装置も購入しました。少しでもお客さんに安心して来店してもらえるように、これからも努めてまいります。よろしくお願いします。
この記事の投稿者
乗本和男