美術から学ぶ、商品が売れる売り方!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

昨晩は久しぶりに「エクスマ エレメント E」の、「印象派で「現代のビジネス」を読む〜光のモネから闇のゴッホ〜」を、zoom で参加しました。時間は少し遅めの21時からのスタートです。まずモネとかゴッホは有名な画家というのは知っていました。今までも芸術や美術的なもには興味がなく、とても疎いんです。きっと藤村先生がセミナーをやってくれなかったら、これから先もなんの興味もなく過ぎてしまったでしょう。

21時になり早速、藤村先生ことスコットの話がスタートしました。まずはなぜ印象派の絵画が人気があるのか。ということを説明してくれました。疎いボクは食い入るように聞いたんです。

なぜ印象派が人気がるのか?それは「分かりやすい・綺麗・明るい」そして今現在を描いていて、ボクと同じくらい美術に疎い人でも、良い絵だなって分かりやすかったんです。つまり印象派は明るい幸せを描いた絵画だったんですよね。だから人気があったんです。

でも当時はこの印象派とは全く違い、女神を描いたような高貴な絵画が高く売れて人気があったんですよね。それに絵画を品評するサロンに入選して、値段と評価がつけられるのは全く印象派のとは真逆のものでした。ですから印象派の画家(モネやルノワールなど)は、お金がない人が多かったんですね。そんな人たちが集まり、みんなで絵を書いていたんです。

 

それでも印象派展というのを8回開いたんです。しかしながらこの印象派の評価はあまり良くなく、なかなか絵が売れませんでした。そしたらリュエルという画商が印象派を売り出したんです。
その方法が画期的でした。売れない印象派の絵に豪華な額縁をつけて、そして印象派の雑誌を出版し、影響力のある評論家にお金を渡し、良いことを書いてもらったんです(インフルエンサーマーケティング)まさに現代でも行っているマーケティングなんですよね。こんな時代になんて凄いんだと、ついつい思ってしました。

フランスではなく、それを好景気に溺れるアメリカで販売しました。そして爆発的に売れ出したんです。本家のフランスが印象派の価値を認めた時には、絵画はアメリカに行き渡り、手に入らなかったみたいです。

そしてスコットが大好きで、自分の絵の先生と言っているセザンヌ(ピカソに影響を与えた)。この人の絵画の書き方や考え方になるほどなって関心しました。見たままの絵を描くなら写真の方が良いというわけです。絵でしか書けないものを書く、その技法は斜めから下から上から、と色々な多視点で見たものを1つの絵に書いているんです。これは新しい技法で二次元の平面の中に、三次元を表現したんですよね。これは僕たちの商売にも使えることで、色々な角度から見るお客さんに、良い商品を見やすくする。それによって伝えやすくなる。ボクはそう感じました。

本当はもっともっと楽しく面白いことを話してくれたけど、あまりにもとっかかりが無知だったんで、きっと楽しさと面白さが半減したと思う。また美術や芸術のセミナーがあったら参加したい。このボクが絵画の巨匠の「ミネやセザンヌ、ルワール」のことを書くなんて信じられないです(笑)
でも今回の「エクスマ エレメントE」で、美術に興味を少し惹かれたのは間違えありません。とても楽しいセミナーでした。ありがとうございました。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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