フィフティーズな床屋, 思い出, 暮らし, 雑感
義理の母の法事にって来ました。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
未だに信じられない、義母が他界した事実を。なくなる前日まで元気でいて、亡くなる朝も、5時に起きてストレッチをして、ウォーキングに出発し、徒歩554歩のところで息絶えたんです。救急病棟の先生は、心臓も悪くないし脳も悪くない、死因を特定するのは解剖しないと分からない。結局解剖するのは辛いのでやめました。ただいつもの日常と違うことをしたというなら、1週間前にコロナウイルスワクチンを打っているということだけです。
今でも実家にのドアを開けると「おかえりー」って迎えてくれる、義母の姿がありそうです。でも先月には葬儀も終わり、家の中も綺麗に片付けました。もう義母はここにはいないんだなって、寂しい気持ちになったんです。そんな義母の49日と初盆を行いに行って来ました。祭壇に飾られた遺影を見ると、今でも信じられない感じになるんです。なんとも言えない時間が過ぎていきました。
お寺さんがお経を読んでいる時に、思い出すのが義母のボクに対する気遣いでした。義父が生前に「俺が死んだら酒も出てこんぞ」と、ボクにいつも言っていたんです。それは義母がお酒を飲まないから、酒飲みの気持ちは分からないと義父が心配してくれていたんですよね。でも義母は実家に行くたびに、朝からビールを出してくれて、美味しいおつまみも揃えてくれていたんです。本当に酒飲みの気持ちをよく理解してくれていて嬉しかったです。本当に気を使ってくれました。
そんな義母の思い出が走馬灯のように浮かんで来て、少し目頭が熱くなって来ました。でももう義母はいない、もう会えないし美味しいつまみを食べながら、実家でビールを飲むことができないなんだなって感じていたんです。本当に多くの楽しかった思い出を作ってくれてありがとうございました。また義母に会えるのが1年後ですね。きっとあっという間にきます。その間には義兄のところにある仏壇に会いにいきます。
それでは、またその時までさようなら。
この記事の投稿者
乗本和男