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冷蔵に入れて置いた、すったニンニクが緑色になった理由!
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
「ちょっとー!何これ!」
大きな声で冷蔵庫から出して来た、緑色の物体!
休日の前日の晩ごはんの時、カツオを食べるならと、この前 買って来たニンニクをすって、久しぶりに生のニンニクでカツオの刺身を食べたんですよね。やっぱりすり立てのニンニクの香りは、本当に良い香りで、食欲をそそります。ただ仕事の前の日と当日は食べれないので、ニンニクを使うのを忘れがちなんですよね。ですから嬉しくてついつい多めにすり下ろしてしまったんです。余ったニンニクは、ラップをして冷蔵庫のしっかりとしまって置いたんです。ニンニクは殺菌作用が強い植物ですから、腐ったりカビることもないと考えていたんです。
そんなこともあり、冷蔵庫でしまって置いたニンニクを陽子に取り出してもらったら、肌色のすったニンニクが、綺麗な緑色に変色していたんですよね。見たことがない陽子はビックリしたでしょうね。実はボクはこのニンニクの色はある店でよく見かけていたんです。その店とはボクの家から2軒隣にあった「ホルモン坂口」なんですよね。この店には2日に1度、週に4回はいってました。肉を焼かなくても、生ビールを飲みに行っていたんです。
ここの肉は安くて美味しかった。塩っぱいタレがまた堪らなかったんです。モツもジンギスも同じタレでした。味噌ベースの醤油ダレで、ニンニクが山ほど入っていたんです。ですからタレを付けるだけで、もうニンニク臭かったんですよね。でもこのタレにもっとニンニクを入れて当時は皆さん食べてました。その時に見たのがこの緑色したニンニクだったんです。女将さんが1人で切り盛りしていたので忙しかったし、とても多くのにんいくをすっていたので、作り置きをいっぱいしていたんです。
(これは生姜 笑)
つまりこの緑色のニンニクは、生のニンニクをすって置いたからこの色に変色したんですよね。でもこれだけ鮮やかな緑に変色すると、知らない人は腐ったのかなって勘違いしてしまうでしょう。
安心してください。これはニンニクをすった時に、持っている鉄分とアリシンが反応して緑色になってしまうんです。ですから、なるべくする時に、鉄のおろし金ではなくプラスチックとかセラミックでやると、緑が強く出ないですよ。ニンニクはどちらしにしても、酸化で青や緑に変色します。これは栄養分には全く関係がない自然現象なんです。ですから食べることができるんです。
(コチラを参考にしました。)
でも市販のチューブのものではなくて、やっぱり生のニンニクは香りが良くていいよね。今度は緑になったニンニクを見てもビックリしないでね。
この記事の投稿者
乗本和男