フィフティーズな床屋, 暮らし, 雑感
やはり節分を迎えて感じたことは、昔からの風習はいつまでも続けていきたいとうことでした。
こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。
今日は節分
今日は2月3日節分です。そんな土曜日の営業中にお客さんと会話したのが、節分という風習を続けて行きたいなってことなんです。
時代が変わり何でもかんでもデジタルで便利になっていく中で、昔から続いている風習も知らない間にめんどくさいものになりつつあるんですよね。
そんな気持ちでお客さんの髪の毛をカットしながら話したのが、風習も時代と共にだんだんと簡単になり、風習というものの本当の意味が薄れていってしまっているということなんですよ。
節分の行事
確かにそうでした。僕の家でも子供がまだ幼稚や小学生の時には、店屋で買って来た炒り豆についてくる鬼の面を被り、子供達に豆を投げさせて鬼になった僕が、外に追い出されるとこまで楽しみながらやりましたからね。
でも子供が大きくなって言い伝えや風習に対してどういったものか理解してくると、だんだんとやらなくなって来たんです。でも僕がうるさく言ったからイヤイヤでも高校卒業するまでは、炒り豆を鬼になった僕にぶつけていました。
そんな節分も夫婦2人になってしまうとやらなくなる家庭が増えますが、今日のお客さんは鬼は外はやらないけど、炒り豆を神様に祀り家の中の鬼をお祓いしてもらっているみたいなんですよね。
そんな節分に欠かせないのが恵方巻きです。僕は太巻きというよりかんぴょう巻きが大好きでして、この恵方巻きは自称かんぴょう太巻きって呼んでます。
だから作ってもらう恵方巻きに入っている具のメインが、かんぴょう巻きなんですよね。それに卵焼きと沢庵が入る凄くシンプルな中身なんです。それ以上具が入っているとかんぴょうの食感と味が損なわれてしまうので、もったいないことはしないでもらっています。
昔かからの風習は続けて行きたい
そして今年の恵方巻きの食べる方角は南南東らしいんですよ。でも仕事が終わりお腹かが好きすぎて、恵方巻きを食べる時についつい南南東を向いて食べるのを忘れしまったんですよね。
まー、2回目にやったので許してもらおうかなって思ってます(笑)
もう1つ忘れてはいけないのが、焼いたイワシの頭を柊の枝に刺して玄関に飾ることです。これは臭いものには魔除けになる力があり、柊の棘の葉が家の中に入ってくるのを防ぐということなんですよね。
これらを節分にやることが風習を後世に伝えていくということだと考えているんです。そうは言うけどなかなかできないって人は、この中の1つにでも触れてやってくれると嬉しなって思います。
それではまたー。
この記事の投稿者
乗本和男