「いつものとおり」と注文する、お客さんの来店の楽しみ!

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

来店してカット椅子にお客さんに座ってもらい、ヘアースタイルのメニューを聞くと「いつものとおりで」って言葉が返ってきます。これって凄いことだなっていつも感じるんですよね。お客さんがいつものヘアスタイルを満足してくれてなかったら、決してこの言葉は出てこないはずです。でもこれは長年通ってくれるお客さんだけではないんです。前回の時に新規で来店されて来て、2回目の時に「この前と同じでお願いします」ってお客さんもみえます。大まかに言うと、男性ってあまり細かいことは言わない人が多いのかなって感じます。お客さんが何をしに床屋に来たのか、ボクは言葉が少ないお客さんの心を掴むために色々なことに気を付けています。

1番大事なのは、お客さんがボクの店に来てヘアカットをすることで、どんなことが起きるのか、どんな体験ができるのか、しっかりと伝えなくてはいけないんです。お客さんとのコミュニケーションを会話をもの凄く大事にしています。その理由はそのお客さんが、どんな仕事をしていて、どんな生活をしているかってことを知らなくてはいけないからです。それによってお客さんのヘアスタイルをどうしたら、気持ちよく生活し過ごすことができるか、提案をすることができるんですよね。

でも「いつものとおり」と言う言葉には、ヘアスタイルはいつもと一緒でいいんだけど、他に何かいつもと違うことを求めているんだなって感じるんです。それがボクとの会話なんですよね。いつもと一緒の方は、どちらかと言うと話すことが好きな人が多い感じがします。地元の情報が多いのですが、やはり今はコロナウィルスの関係の話が多いですね。そしてワクチンを打った方はどういった症状がっでているかとか聞きたがる人が多いです。

そして地元の鮎友釣りの成果の情報です。地元の釣り人はだいぶ少なくなったけど、鮎友釣りに関心を持っているお客さんは多いんですよね。
「いつもとおり」のお客さんて、色々な思いで来店されてくれるけど、ボクのお客さんは、ただヘアカットするに来るだけではなく、一緒に楽しい時間を過ごしたいんだなって分かりました。これからもそんな時間を作っていきたいなって思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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