リーゼントはボクにとって、永遠の「憧れ」なんです。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

「リーゼントって乗本さんにとってなんですか?」って、某テレビ局のデレクターにzoomミーティングで聞かれたことがあるんです。そしてその時に正直なところ、自分のはっきりした気持ちが言えなかったんですよね。

ただリーゼントって自分にとって、生き様なんだろうなって考えてはいたんです。でもそれじゃーしっくりこないんですよね。やっぱりそんなカッコーがいいもんじゃないんです。もっと純粋で、もっとドキドキするもんなんです。そんなことをいつも考えていて、やっと自分の本当の気持ちが分かりました。

リーゼントとの出会い!

ボクが初めてリーゼントを見たのが、小学5年生の時に行った地元の佐久間高校の文化祭でした。クールスというコピーバンドをやっていた、高校生のヘアースタイルがリーゼントだったんです。でもそのヘアースタイルの名前がなんなのか、小学5年生のボクには分からなかったですよね。ただカッコいいなって感じでした。

それから小学6年生の時に、地元中学の1日体験入学で見た、同級生の2コ上のお兄ちゃんの紫色のリーゼント!これは凄かった、周りの生徒は全てBOUZU頭だったのに、そのお兄ちゃんだけがリーゼントで紫色だったんです。めちゃビックリしたけど、他の人とは逸脱していていたんです。その時にリーゼントと言う名前を初めて知り、カッコいいって感じたんですよね。

それからリーゼントにしたい気持ちはあったけど、中学の校則でBOUZUだったんです。ですから3年間は、この髪型で泣き泣き過ごしたんですよね。それから高校に入りやっと髪の毛を伸ばすことができました。それから初めてリーゼントにした時は、1年の夏休み、まだまだ髪の毛が伸びきってなかったけど、ポンパドールを作り、サイドにポマードを付けて流した時の、あの感動は今でも忘れていません。

小学5年生から高校3年生まで、自分の中でリーゼントというヘアースタイルが、どんな立場にいたのいたのかって考えると、それは「憧れ」だったんです。今でもカッコいいリーゼントをしている人を見つけると「カッコいい!」って憧れます。そうなんです。リーゼントってボクにとって「憧れ」そのもんだったんですよね。だから歳が幾つになっても、好きでやっていけるんですよね。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ