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コロナ禍の中で楽しむ、お祭り作り!
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
コロナ禍のせいで大事な時間を無くし、大切なイベントやお祭りが縮小か中止になっています。縮小になってしまうと、本来の楽しむということからかけ離れてしまい、ただ形だけやるという感じになってしまうんですよね。神事は必ず、通常通り行われるところが多いのですが、違う意味で大事なのは余興なんです。お祭り余興は地元の関係性を強くする行事でもあるんです。なかなか普段は合えない人でも、お祭りには顔を合わせ、お互いのことを確認し、仲間という意識を高めるんです。
そんなお祭りの中でも、ボクたちが基準にしている祭りが、浜松まつりなんです。浜松まつりは神事ではないのですが、昔から浜松市中心の町がやって来たことを、受け継いでイベント的にやっているんです。ですから神事ではないですが、余興がとても楽しく、人と人の繋がりを強くするイベントなんですよね。そんな浜松祭りも「屋台の引き回し・喧嘩凧合戦・激練り・ラッパや掛声・・・」などは、全て中止になり、誕生の祝い凧だけをやるみたいなです。勢いをつけるラッパや笛は無し、ただ凧を上げるだけの静かなお祭りになる予定です。
でも人が集まり、祭り好きな人が集まれば、きっとお酒も入り、元気になって掛け声やラッパを鳴らす町もあるかもしれませんね。実際に準備の段階で、「ラッパを鳴らしお酒を皆んなでので騒いでいる」町があると通報があったみたいなんです。ボクもお祭り男ですが、やっぱりお酒を飲んで、掛け声や練りや笛を吹かないと祭りという雰囲気が出ないんですよね。きっと当日はいくら抑えていても、お酒を飲んだら、ラッパを鳴らし練りをやる町が出て来そうな感じがします。
浜松まつりでは、そんなこともありそうなので、今年の地元の祭りをどうするか、自治会の中のなるべく若い人たちで話し合ったんです。みんなの気持ちは「やりたい」でした。やりたいんだけど、コロナ禍の中で、従来の余興のようにお酒を飲んで騒ぐことはできない。そして祭りをやって自治会のお年寄りがどう思うか、子供の保護者はどう感じるか。
コロナウイルスの感染予防対策はしっかりできるのか。などなど色々と皆んなで話し合いました。凄く悩んだ末、なるべくやる方向(今まで通りではなく色々と考慮して)で行きますが、かなりの変更はしょうがいないと思います。とりあえず5月末まで様子を見て、8月の祭りをどうするか自治会長と役員で話みたいです。
でも、なんとか安全で楽しいお祭りの余興ができたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男