佐久間分校の啓成寮が、本格再開します。

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

今年度の入学をする生徒が、15人以下になると湖北高校佐久間分校(旧佐久間高校)」は、廃校になる可能性がありました。原田橋の崩落と浜松市と合併により、住民が街に移住してしまい、また主力の職業である役場や農協などが縮小され、それに伴い若い世代の多かった仕事の減少で、出て行ってしまったんですよね。若い世代がいなくなれば、子供達の数も減少していきます。もう今、佐久間町近郊に住んでいる子供の人数では、旧佐久間高校を維持していけないんです。

そこでNPOの会長である大見さんが中心となり、使っていないかった啓成寮を再開させ、佐久間町近郊以外から旧佐久間高校で学べる手段を作ってくれました。そのおかげで今年度の入学者は19人と、15人を超えて旧佐久間高校を継続できる人数の子供たちに入学してもらいました。本当に嬉しいです。がんばって活動してくれた方がに感謝します。

そんな啓成寮ですが、9人の子供たちが使うことになりました。そのために世話をしてくれる方を募りましたが、なかなか大変だったみたいです。それにこの先を考えると、啓成寮に入れる人数は最大16人だったかな?そのくらいしか入寮できないんですよね。来年からまた旧佐久間高校で学びたいという生徒が増えてきたら、下宿という手段も考えなくてはいけません。そのくらいどんどん増えてくれたらいいんですけどね。人口が減っていく佐久間町の中で、人が増えるということは、とても嬉しい現象なんで、なんとか継続していけたら嬉しいです。

そしていよいよ啓成寮が本格的に再開をいたしました。子供たちがこの旧佐久間高校で学ぶために必要な場所です。開寮するまでには、関係者の方々の苦労があったでしょう。特に世話をする人と運営費の確保は、大変な労力がいると思います。

旧佐久間高校は県立ですが、浜松市の将来の卵が育つ教育の場です。子供たちが楽しく元気に育ち学べるように、県とか市とか関係なく、浜松市からも旧佐久間高校の支援のお手伝いをしてもらえると嬉しいです。ボクたちも微力ですが、子供たちが旧佐久間高校で学ぶことができた喜びを、少しでも感じてもらえるお手伝いができたらなって思っています。

旧佐久間高校 啓成寮 の再開、おめでとうございます。また生徒さんには、楽しい実のある高校生活を送ってもらいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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