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長寿世界記録を塗り替えろ!今年100歳のお客さん!
こんにちはー。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
ボクは100年も生きれるのだろうか!
そんなことを、このお客さんが来た時に思ったんです。実は佐久間町の男性の中では1番長寿なおじいちゃんです。自分の子供がもう74歳になるんだから凄いよね。ただね、100歳の人って地元でもいるんだけど女性の方が多いんです。その上に元気で自分で歩いていれる人は少ないんです。そう考えるとこのおじいちゃんは、凄すぎるー!だってちゃんと歩けるし、耳も近いんです。それに1人で暮らしているんですよー。そんなの真似できないよね。
おじいちゃんの名前は北井さんと言います。地元で生まれて育ち、気がつけば100年も生きてました。悪いところといったら、膝が少しフワフワするから、杖をついて歩いているんです。そのくらいで悪いところは全くないんですよね。それにもっと凄いのが、肌がとても綺麗なんです。ボクたちも若くはないですが、それでもおじいちゃにより50歳は若いですからね。ボクらくらいと全く変わらない肌をしているんですよね。
そして毎日を楽しく生きています。流石にひとり暮らしだと子供達が心配しているみたいで、2日に一度は会いに来てくれるみたいです。そして料理も持っていきてくれる。でもたまに自分でも料理をして、ちゃんと食べるみたいなんです。もちろん介護のサービスは使ってます。
行ける時にはなるべく使い「行けば耳の遠いおじいちゃん・おばあちゃんと話さなくてはいけないから疲れるよ」っていってました。本当に元気すぎるおじいちゃんです。
自宅にはちょっとした畑があり、そこをのんびりと耕しているみたいなんですよね。あまり頑張ってやってしまうと、ひっくり返るっていってました。足腰が弱くなってしまったから、踏ん張りが効かないんでしょう。でも元気に笑って、自分でできることは頼らずやる。
グループホームに行って楽しんでくる。幾つになっても、自分が楽しむことが好きなんだなーって感じました。そんなおじいちゃんに「長寿世界記録の122歳を抜こう!」っていったら、真顔で「そりゃ大変だぞー!」だって、でもきっと世界記録を抜いてほしい。
この記事の投稿者
乗本和男