やっぱり竹の子は、春の食べ物の王様だね!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

最近はこの山奥でも山菜や竹の子が採れにくくなっているんです。その理由には、イノシシが荒らしてしまうこと、そして鹿が竹の子や山菜の新芽を食べてしまうことなんです。やわからい新芽は鹿の大好物です。

またイノシシに比べて繁殖力の強い鹿は、天敵がいないこの時代に、どんどん勢力を伸ばして、やたらと数を増やしてきています。ボクの家の前の道路を、パカパカと鹿が走る音が聞こえるくらなですよね。なんとかしないと、本当に野生動物に占領されてしまいます。ただその代わりにイノシシが激減しています。きっと豚コロナのせいで数が少なくなったんでしょうね。

今日はお客さんから貴重な竹の子が届きました。届けてくれたお客さんの親戚で採れたものなんです。そこの家では畑から竹林を丁寧に管理していて、鹿とかイノシシも入ってこれないんです。そして今多いのが、山ヒルとダニなんですよね。何も知らないで、山菜採りに行くと必ず山ヒルとダニの餌食になってしまうんです。鹿が体に付けてきて、畑を荒らすときに置いていくんですよね。だから山菜採りは、なるべく場所を知っている方と一緒に行ってくださいね。

話を戻しますが、その竹の子を持ってきてくれた人の親戚は、ボクがいつも出張床屋に行く方なんですよね。年齢は確か94歳だと思いました。腰が曲がり車も乗れず、山奥の丘の上に暮らしています。ボクもヘアカットに行くと、大事に育てた野菜を持たせてくれるんですよね。腰の曲がった体では、JRの駅やバス停まで歩いては行けません。でも家も周りの畑ならちゃんと管理ができるんです。そしてそこの竹林で生まれてきた竹の子は、柔らかくとても美味しいんですよ。毎年楽しみにしているです。

このおじいちゃんが育てた竹の子を食べると、春が来たんだなって強く感じるんですよね。山菜も美味しいけど、鰹節と醤油で一緒に煮込んだ竹の子は、ご飯の箸を置く暇がないくらい美味しいです。またこれから楽しみな季節になってきました。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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