バームクーヘンとバウムクーヘンは、別物でした。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

子供の頃、結婚式やお葬式の引き出物で付いてきたバームクーヘン。ボクはこのバームークーヘンが大好きでした。子供の頃は今と違い、お葬式よりも結婚式の方が多かったので、バームクーヘンはお祝いのお菓子ってイメージが強かったです。何もない田舎に住んでいると、結婚式の引き出物がお宝に見えたんですよね。小さい頃からあまり甘いのが好きではなかったけど、このバームクーヘンは、そんなに甘くなく、なんとも言えないしっとり感が大好きなんです。引き出物というイメージが強く、自分で買うことはなく、頂き物しか食べれないんです。

それが久しぶりに今回は、バームクーヘンが送られてきました。今年、大学に合格した甥っ子のお祝い返しなんです。お返しも何を送っていいのかすごく悩むんですよね。ボクもよくお返しをしたので、気持ちが分かるんです。子供の時に食べたものと違い、今のはめちゃ美味しいんですよね。特に浜松で有名な「治一郎」のバームクーヘンは、いつも展示してあるものを見て、かぶり付きたいなって考えてしまうんです。その治一郎のバームクーヘンを送ってきてくれたんです。

今回は小さくカットして、食べやすくしてあるものでした。大好きなバームクーヘンも、今では脂質を気にしているので、一切れだけいただいたんです。久しぶりに食べたし、また治一郎ということもあり、しっとりしていてめちゃ美味しかった。こんな美味しいのは、気をつけないとパクパクと食べてしまいそうです。あまりバームクーヘンを好きではない陽子も、この治一郎のは食べるんですよね。好きなのにあまり食べれないのは辛いところがあります。

さてこのバームクーヘンですが、実は本物のバウムクーヘンとは違うんです。字が違うだけだと思うかもしれませんが、作り方が違うんですよね。ドイツ生まれのバウムクーヘンは、作り方から材料まで決まっていて、日本生まれのバームクーヘンは大量生産するために作ったお菓子みたいです。

「バウムクーヘン」は国立ドイツ菓子協会の規定の材料・製法で作られたもので、職人が1本1本手作りしている。使う油脂はバターのみといった材料の指定、それらを配合する割合の指定などがあるという。

対して「バームクーヘン」は、バウムクーヘンを大量生産できるように日本独自で発展したもの。材料や作り方は自由だそうだ。

こちらからお借りしました。

バームクーヘンとバウムクーヘン、美味しいし形も同じなので、どちらが美味しいとかはないですが、ちなみに治一郎はバウムクーヘンでした。きっと一本一本丁寧に焼いて作っているんですね。それを知ってしまうと、治一郎のバウムクーヘンが美味しく値段が高い理由が分かります。またいつ食べれるか分からないから、もう少しいただきまーす。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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