何も無くなった町 浦川 だからこそ、未来が明るいんですよね。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

「衰退する浦川 市や企業、実情に関心」という静岡新聞のことをお客さんから聞いて、どんなことが書いてあるのかなって見てみました。こういったメディアに載せていただくことで、色々な人の目に留まり、これから政令都市の浜松市が、取り残された地域をどういった形で元気にしてくれるのか、「人が少なくなった・年寄りばかり・企業もない」何もなくなっていくこの中山間地域に、どんなエネルギーを与えてくれるのか、ボクはすごい期待をしています。

でもその前にやるべきことは、自分たちでもう1度どんな町にしたいかってことを考えることだと思います。ただ漠然とやっているだけでは、きっとここのまま衰退していくだけのような感じがするんです。まず地域の人たちにとって便利でみんなが元気になること、それが今始まった「浦川野菜市」なんですよね。新聞にも書いてあったけど、便利な商店や金融機関が全く無くなったことで、新しい力が生まれてきました。まずは行政のせいにする前に自分たちで何ができるか、模索して動き始めることが大事なんです。

この動きはきっとこれから大きくなって、色々な人やものを巻き込んでいくでしょう。じゃそのあとはどうしたらいいのか、それはボクたちが浦川で楽しく住んでいることを発信ることなんです。それは何のためにやるのか。子供たちは地元高校を卒業して町を出て行きます。そんな子供達が自分の故郷に帰って来たくなるようにしたらいいんですよね。浦川は楽しく住みやすい町ということを改めて伝えるんです。

いよいよ来春には光ファイバー回線が繋がり、インターネット環境が愕然と機能アップします。するとこの浦川で住んでいながら、リモートワークをして生活ができます。月に1度は浜松市や名古屋、もしかしたら東京の会社に行かなくてはけない時もあるでしょう。

そんな時は2年半後に新東名に繋がる三遠南信道を使い、快適に都心への通勤や出勤が容易にできるようになるんです。ここで育った子供達は元より、新しい家族にもアピールできると思っています。

何も無くなってしまった浦川だからこそ、新しい未来が待っているんです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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