スプレーで作る、リーゼントのポンパドールの作り方!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

リーゼントを自分で作る時に、1番難しいのがフロントのポンパドールなんです。というより、しっかりとポイントを掴んで、そのようにやれば高さのあるポンパドールが出来上がります。まずボクがいつもお客さんにアドバイスをする時には、「根元の立ち上がりをしっかり作る」ことからやるように伝えます。それは根元がしっかり起きることで、その後に作る高さを出すという作業がやりやすくなるからなんですよね。

まず6割りくらい全体を乾かします。そしてスケルトンブラシで、前からドライヤーを当てながら額から後ろに真っ直ぐオールバックを作るようにブローします。そしてある程度乾いて後ろに髪の毛が流れたら、フロントの根元にブラシを当て起こし、ドライヤーを根元に当て、その後自分が作りたい高さの所でブラシを使い髪の毛を折ります。そしてポンパドールができたら、直ぐにハードプレーで固めてキープしてください。その時に手を使い形を整えます。そしたらポマードかジェルなどを、抑えたいトップ・サイド・バックに多めに撫で付けてブラシでとかします。その後にしっかりとポンパドールの高さを見ながらドライヤーを使い抑えてくださいね。これでカッコいいリーゼントが出来上がります。

崩れやすいフロントは、形を作ったらスーパーハードのスプレイーで固めるということです。髪の毛が固くて剛毛、そしてポンパドールの作り方を熟知している人には、ハードジェルなど使ってもらってもいいと思います。ただボクがなんでここでスプレーしか使わないかといかいうと、ジェルやポマードでは湿気があり、慣れてないとせっかく作ったポンパドールが、崩れてしまうからなんですよね。

リーゼントというのは、抑えるとこはしっかり抑え、膨らますところはしっかり膨らますということで、メリハリのあるヘアスタイルを作ることができます。

昔 ロカビリーで有名なマジックというバンドのメンバーも、リーゼントのポンパドールを高く作るので、トップ・サイド・バック は、ポマードやジェルで固めて抑えるんだけど、フロントの高さを出したいリーゼントは、しっかりと高さを出してからスプレーで固めたんですよね。それにライブとかの時には汗をかいても、湿気のないスプレーで固める方が、湿気がなく軽いのもあり崩れることは少ないです。

リーゼントを作る時には、色々な方法があります。でもこの方法が1番作りやすいと思います。ただ少し練習をしてくださいね。いきなりではなかなか上手くいくことは少ないです。
リーゼントのポンパドールの作り方でした。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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