床屋が教える、髭剃り用の蒸しタオルの作り方!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

まだまだ肌寒い日が続きます。そんな時に気になるのが、お肌のお手入れなんですよね。ただ特にお手入れをしない男性にとって、この寒いシーズンは、毎日行う髭剃りが上手く剃れないことがあるんです。それは寒さによって皮膚が硬直し、毛穴も閉じてしまい、髭の柔軟さがなくなり、剃りにくくなるからなんですよね。そんな時は、床屋でいつも顔剃る時にやっている蒸しタオルを使ってやってください。

一般的に髭剃りはお風呂に入った時に、髭の部分を湯船に付けてから柔らかくして剃る方法と、体を洗う時に使うタオルをお湯に浸けて、それを絞り蒸しタオルとして使い、顔を剃る方法があるんです。でもこれって、剃ったことのある人は知っているんですが面倒なんですよね。そしてなんと言っても髭が薄い人は前日に剃ってもそんなに朝までに生えることはないのですが、髭濃い人は、朝起きたらまた青く生えてくる人が多いんです。髭って本当に伸びを早く感じるんですよね。

それじゃ髭の濃い人はどうしたらいいのかってことですが、朝に出勤する前に髭を剃りましょう。それこそ面倒じゃんというかもしれませんが、決してそんなことはないんですよ。簡単に気持ちの良い蒸しタオルが作れればいいわけですからね。そこで床屋が教える簡単な蒸しタオルの作り方を教えます。

まず厚手のタオル(新品ではないもの)を用意して、水に濡らし軽く絞ります。電子レンジに対応してるビニール袋の中に水を少し足して、濡れたタオルを入れます。電子レンジで(500W・・・1分 700W・・・40秒)温めます。それからは10秒ずつやり、自分の気に入った温度にしてください。何度かやっているうちに自分の好みの温度ができます。この電子レンジの時間で出来る温度は、41度〜45度くらいです(少し熱めの温度)から、冷ましたり熱くしたりと自分の好みに合わせてください。

タオルを顔に当てたらギュッと肌に押し当ててくだしね。温熱効果で蒸し具合が高まります。もしこれでも蒸しきれない髭濃い人は、蒸している間にもう1つ、電子レンジで蒸しタオルを作っておくといいですね。また蒸しタオルは皮膚のアフターケアにもなりますから、2枚蒸しタオルを作っておくのも大事です。
そしてシェービングクリームなどを塗って、顔剃りをしてください。きっと気持ちがいい顔剃りが楽しみになります。

「オレは電気剃刀でやるでいいよ」という人も、たまにはカミソリを使い、首元のから耳の下をしっかり剃ってみてくださいね。この辺りに髭が残っている方が多いです。それに髭剃りは肌の代謝にも良く、肌をキレイに保つためにも、カミソリでの髭剃りが有効です。

ぜひ気持ちの良い髭剃りをしたい人は、やってみてください。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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