ポンパドールを高くして、ロカビリー感を出す!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

なかなか自分でリーゼントを作れないって方のことを聞きます。その時に1番難しいのがポンパドールの高さを出すことなんです。ほとんどんの方が、リーゼントはポンパドールだと思い込んでいるので、どうしても、どうやったら高さを出すことができるのか悩んでいるんですよね。これって逆のことを感ゲルと、けっこう簡単に自分で高さを出す方法を編みだせるかもしれません。それは見た目に関係あるんです。

見た目というのは、真正面から見た時のリーゼントのバランスです。実はそんなにフロントのポンパードールを高くしなくても、高く作ることができるんです。それはサイドとバックをどれだけ抑えることができるかによって、際立ち具合を作ることができるんです。とにかくサイドはビシッとペタッと抑えることが大事なんですよね。そこをしっかりやることで、カッコいいリーゼントが出来上がります。

今回の武田くんは、いつもボクのところで買ったポマードを使っています。長くなった髪の毛にポマードを付けて作るのですが、どうしてもつむじのところで割れるか、オールバックになってしまうんですよね。そこでボクが武田くんに提案したのは、サイドとバックだけを初めにしっかり抑えようということでした。そのために今回はとても使いやすく、しっかりと固まるハードジェルの「ジェリラ」を使ってもらうことにしたんです。

ボクも含めてそうですが、髪の毛を抑えるのって膨らますより簡単なんです。そこで武田くんにしたアドバイスはこれだけです。髪の毛を乾かしたら「ジェリラ」を多めに取って、サイドとバックをブラシとドライヤーを使い、しっかり抑える様にしてほしい。そしてしっかりと抑え乾かしらたら、手に「ジェリラ」をしっかりとり、手で擦り少し固まり始めた時に、手櫛で一気に乾かしたフロントの髪の毛に根元には付けないでバックに梳かすんです。根元につけないだけ、バックに梳かした時にしっかりと膨らみができるんですよね。

あとの微調整は「ジェリラ」を少し手に取り、鏡を見ながら押さえていく様にしてください。サイドとバックをしっかりと抑えることで、フロントのポンパドールが際立つので、意識しなくてもしっかりと高さが強調されます。そして「ジェリラ」のツヤ感と、タイトなサイドによってロカビリー感を強調するリーゼントが出来上がります。ぜひやってみてください。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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