頭の凹凸を出したくないBOUZUは、MARUGARIとオーダーしてね!

こんにちは。

浜松市 佐久間町の理容師 乗本和男です。

お客さんの中では、髪の毛が加齢によって薄くなり、BOUZUにしたいと、ボクに相談してくる方が見えます。でも日本人てあまり頭の形がカッコいい人って少ないんですよ。第一に多いのが絶壁の人なんです。

これって生まれた時に仰向けに寝かせて、置くからということがあるんです。可愛い顔を見たいためかは分かりませんが、柔らかい頭の赤ちゃんは、どうしても後頭部が押し潰されて絶壁になってしまいます。これは日本人の8割の方が悩んでいることなですよね。

例えば髪の毛の長い方が、絶壁を隠したいというなら、裾を短く刈り上げて、後頭部の髪の毛を長くして、擬似的に丸みをもらせることが出来ます。それによって気になっていた絶壁は隠れてしまいます。

でもね日本人の頭ってなぜか面長とか丸とか綺麗な形になってないことが多いんです。ですから短くすればするほど、絶壁だけではなくて歪な形が浮き出て目立つんです。特にBOUZUにする方は、相当頭の形が綺麗ならいいのですが、どうしても凹凸が気にいなってしまうところです。

もう BOUZUにするなら、それなりの凹凸を隠す様なカットをしないと、見た目がカッコよく見えないよってお客さんに話すんです。特に気にしてほしいのが、やはり絶壁の部分とヘチの部分です。ここをどのくらいボリュームを持たせ、どのくらいボリュームを削るのか、それも横から見た感覚と、前から見た感覚を考えてカットしていきます。これは BOUZUはなくて、MARUGARIというヘアースタイルになります。

ボクはお客の頭の型を見て、全体のバランスを考えながらカットしていきます。もちろんバリカンも使います。でもそれは凹凸の無い裾の部分だけです。それからはハサミを使い丁寧にバランスを見ながら、丸くカットしていくんです。特にお客さんが気にするところが、頭のヘチなんですよね。

ここの部分は誰でも張ってるところなんです。ですからここは他の部分より多く削り、頭の丸みを強調します。それによって、髪の毛が伸びてきた時に、角が張った様なカッコが悪いBOUZUになりません。短くすればするほど、頭のラインは浮き出てきます。より短いヘアースタイルにするなら、絶壁とヘチをしっかりと調整をして、カッコいいMARUGARIにしてください。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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