2月8日は、日本でロカビリーが生まれた日「ロカビリーの日」

こんにちは。

浜松市 佐久間町の理容師 乗本和男です。

今日はボクが毎月楽しみにしてる、エルヴィス・プレスリーの誕生の日(8日)にやる「リーゼントクラブ 」の日なんです。でも実は2月8日は「ロカビリーの日」でもあるんですよね。1958年に東京の有楽街で初めて日劇ウエスタンカーニバルが開催された日なんです。この日はボクたちオールディーズ やロカビリーを愛する人たちにとって、とても大事な日なんです。そんな日がたまたまエルヴィスの誕生の日と同じだったんです。

(こちらからお借りしました)

1958年なんて、自分の母親や父親が10代の頃、リアルにロカビリーを肌で感じていたんですよね。ただ親の話を聞くと、その当時は日本も今みたいに豊ではなく、家では兄弟の面倒をみたり、仕事や家事を手伝い、音楽にうつつを抜かしている若者は、都会に住むごく一部の人しかいない様な感じがしました。ラジオやテレビから流れるロカビリーを聞いて、覚えた人はいっぱいいるでしょうね。なかなかリアルに当時の日劇ウエスタンカーニバルを観た人は、地方の人は少ないはずです。

でもボクのお客さんで、70代中間くらいの女性の方ですが、実はリアルに日劇ウエスタンカーニバルを観た人がいるんです。エルヴィス・プレスリーが大好きで、来店するとよくエルヴィスの話をします。そんなお客さんはやはり年もリアルの年代より少し若いから、お姉ちゃんと一緒に行ったみたいなんですよね。凄くロカビリー3人男はカッコよかったみたいです。平尾昌晃・ミッキーカーチス・山下敬二郎 の3人ですよね。そのうち2人は他界してしまいましたが、みなさん元気が良くて、カッコいいスタイルをテレビでボクも何度も拝見しました。

そんなロカビリーも1960年頃には下火になり、また1980年にストレイ・キャッツや日本のブラック・キャッツなどの影響もあり、リバイバルしたんです。またロカビリーが多くの指示を受けることになりました。ただその当時はネオロカ・ピュアロカ・サイコビリーなど進化したロカビリーになっていたんです。ですから、また違った感覚で当時の僕たちは受け入れたと思います。でもやはり好きなものは一緒です。エルヴィスと同じ様に、その時代のロカビリーのメロディー感は変わってません。

今日はそんなロカビリーを日本で初めて広めた、日劇ウエスタンカーニバルの初日なんです。もしロカビリーを聞いたことないという人は、まず初期のエルヴィス・プレスリーやストレイ・キャッツを聴いてみてくださいね。きっと1958年や1980年にタイムスリップしちゃうかも。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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