床屋が教える、自分でやる耳掻きのコツ!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

耳掻きって気持ちがいいんですよね〜!ボクもやってもらっていたので、その気持ち良さは知っています。気がつくと、寝てしまっているボクがいるくらいないなんです。だからこそ、このサービスは、お客さんに凄く人気なんです。正直な話、この耳掃除をしてもらいたくて、来店してくれているお客さんもいるんです。やはり癒しっていうのは、どの時代でも人の心を掴むものだなって改めて感じました。

さてそんな耳掃除なんですが、こんなことをお客さんに聞くことがあります。それは自分でやると、奥に入れそうで怖い。やりすぎて気がつくと耳の中に血がついていた。耳の中が見れないから怖い・・・など、色々なことを聞きます。やはり自分の目で確認しながらできないのが、怖いというイメージ人繋がるかもしれません。でも耳の中は気がつくと垢が溜まっていて、ほっておいたら耳の中が垢で塞がってしまっている方もみえるんです。

そのくらい耳垢ってたまりやすいんです。耳垢には種類があって「カサカサ」「ベトベト」の2種類に分けれます。この耳垢とは、本来耳の中に異物が入ったり、炎症を防ぐためにあるんです。実はこの耳垢は、耳の入り口から3分の1(耳の入り口から鼓膜まで3cm)くらいのところに「耳垢線」という油を分泌するところから出ているんですよね。そして日本人はこの油が出るのが少ないみたいで、6割の人がカサカサの耳垢で、4割がベトベトの耳垢なんです。この極度なベトベトは綿棒か耳鼻科に行かないと、取ることが難しいんですよね。白人や黒人はこのタプが多く、外国では耳掻きをあまり売ってません。

そんな気持ちの良い耳掻きを、自分でやる時に気をつけてほしいことと、耳垢をと上手く取る方法をお伝えします。

こちらからお借りしました。

耳垢は耳掻きでやるとどうしても奥に押し込んでしまうことがあります。まずは綿棒を持ち先から約2cm(耳珠から入り口まで約1cmあるから)のところに線を引きそこを手で持ち、耳垢が出る「耳垢線」のところをそっと擦って取ってください。

その後に耳掻きでマッサージする要領で掃除すると綺麗に耳垢が取れて、気持ちの良い耳掻きができます。耳掃除は月1で大丈夫ですが、やっぱり痒い時があります。その時には、今言った要領でやってみてください。

耳掻きを奥に入れそうで怖いという人は、耳掻きの先から2cmのところに線を引き、その線のところを持って耳掃除をしてください。耳垢が発生するのが、入り口から1cmのところです。奥から耳垢を引き出すつもりでやってください。それ以上奥にやる必要はないので、安心な長さを保ちやってくださいね。

気になる人は、耳の穴のメンテナンスのために、半年に1度くらいは耳鼻科に行って診てもらうと良いですね。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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