フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
快適な田舎暮らしを求めて、移住希望者が浦川を見に来てくれました。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
今日は休みでしたが、嬉しいお客さんが訪問してくれました。ボクが毎回投稿している、地元に移住者を呼ぶ「ウエルカム集落」のブログを読んで、天竜区に移住を考えている人が、浦川に興味を持ちどんな町か見に来てくれたんです。
一昨年から始めた「ウエルカム集落」ですが、実は何度か他からの移住希望者の方に、連絡はいただいてはいたんです。でも実際にこの浦川の町に、足を運んでいただいたのは初めてのことなんですよね。とても嬉しい日になりました。
特に田舎の冬は静かで、人の気配すら感じない時があります。全くそんな話題のない町に、こうやっって新しい光がさしたということは、本当にありがたいことです。正直な話、そのまま住んでもらいたい。そんな気持ちも強いのですが、そんなことは相手の方の気持ちしだいです。
ボクが今日で出来ることは、陽子と2人で、この浦川の町が棲みやすく、子育ての環境に良くて、周りの人がどれだけ優しいかってことを伝えることなんです。そんな移住希望の方が、浜松市中区からやってきました。
お子さん2人とお母さんの3人で来てくれたんです。名前を鈴木(仮名)さんと言います。子供たちは、初め僕たちに照れていたけど、直ぐに仲良しに慣れました。まずは店も中でお互いの生活環境のことなど雑談をして、お互いに少し心開いてから、町と空き家を紹介しに行ったんです。最初に行ったのが平家の8畳が3部屋の賃貸の空き家です。ここはなかなか環境的にはいくて、子供たちも喜んでくれたみたいでした。
それから町の中を案内しながら、次の空き家に案内させてもらいました。ここは2階屋で、最近まで人が住んでいて、家の中もしっかりと手入れしてあるので、明日からでも直ぐに住めそうな感じなんです。子供たちも2階屋に住むのが憧れみたいで、やけにはしゃいで嬉しそうでした。
この家は土地も家も無料で提供してもらえます。浦川の町の真ん中に位置し、幼稚園や小学校に通うのに便利もいいんですよね。それにトイレも水洗ですしね。築は古いのですが、ちょこちょこリホームをしてあるので新しい感があるんです。
それから幼稚園に遊びに行き、もし移住したらこの幼稚園に通うことになるので、色々と説明させてもらいました。今通っている幼稚園には遊具がなく、子供たちは嬉しそうに遊んでくれました。ボクが見ても環境の良さは抜群です。人数も園児が2人だけですから、先生の目はしっかり行き届くしね。
もし来てくれたら、楽しい幼稚園になるのになって考えちゃいました。そして3軒目、最後の無料で提供してくれる家です。ここはまだ中がそのままで、仏壇とかもあるのですが、入居が決まれば撤去してくれるみたいなんですよね。
それから吊り橋を渡ってキャンプ村に行きました。キャンプ村を通り横を流れる相川に行き、川の水の綺麗さに驚いていました。そんなキャンプ村の川辺で、みんなで座り会話した内容は、浦川に来てどうだったかってことでした。
鈴木さんは、ボクがブログで書いている「中途半端な田舎」ってことを喜んでくれてました。つまりシングルマザーが田舎暮らしのために必要なキーワードが「快適な田舎暮らし」なんです。まさにど田舎では無く、銀行もあり、学校もあり、病院もあり、駅もありと、それなのに大自然に囲まれているのが魅力なんですよね。
移住したい理由が、今住んでいるところの小学校は、1000人を超える生徒がいて、この中で子供を教育してもらうのはどうかという疑問からだったんです。もっと環境の良い場所で、学校も少人数で子育てにも良い、川の水がキレイで空気が美味しい。でも生活はそれほど不便ではないところ。
浦川は本当に中途半端な田舎だけど、そんなシングルマザーには、魅力的な町なんですよね。そして最後には「こんな良い場所に、人が来ないなんて勿体ない」と言ってくれました。
もうすぐインターネット回線も光になります。新東名と繋がる三遠南信道も、あと数年で繋がり浦川インターから通勤も楽に通うことができます。益々、中途半端な田舎になりますが、田舎に棲みたい移住者にとっては「快適な田舎暮らし」になるのは間違いありません。ぜひ興味のある方は、ボクのところに連絡をくれたら嬉しいです。お待ちしています。
本当に今日は楽しく、嬉しい1日になりました。鈴木さんありがとうございました。
この記事の投稿者
乗本和男