神棚と仏壇の天井に半紙に書いた「雲・天」を貼る理由!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

早い物で、12月31日を休みにして10数年が経ちました。父親の時代には正月休みは元旦だけで、2日からまた仕事だったんです。それには理由があって、昔は全ての人が忙しく、休みがあまりなかったんですよね。そのため自然にサービス業の床屋も休みが少なく、忙しいお客さんのニーズに合わせ、休みを元旦だけにしていたんです。

でも高度成長期から反比例していく仕事内容では、後継がいないわけですよ。こんなに休みがない仕事をやる後継がいなくなったんです。それではしょうがないと、床屋の組合で定休日を作り、連休など休みを多くしていったんです。

僕たちの時代には、31日の大晦日は午後3時まで仕事をしてから片付けをしました。だんだんと31日もお客さんが少なくなり、30日までにできなかった方だけをやった感じでした、そして父親が他界した10数年前に31日も休むことにしたんです。初めうちはお客さんから、よく電話をもらいましたが、皆さんもだんだんと理解してくださり、31日がしっかり正月の準備の日になったんです。

31日を休みにすると、お正月の準備が出来るんですよね。今までは親戚が大勢来て、賑やかなお正月でした。31日まで仕事をしていたから、お正月の御馳走を頼んで買ってきてもらっていたんです。でも親戚も来なくなったので、自分たちで準備しなくてはいけなくなり、買い出しは31日を休みにしたことはとても助かっています。

まずは神棚の大祓をします。家は3階建で神棚や仏壇は2階にあり、天井に神様は「雲」仏様は「天」と半紙に書いて貼ります。この「雲・天」はどちらでもいいみたいなんですが、父親が二つに分けて貼っていたので、使い分けているんです。

雲とか天とか書いた半紙を神棚や仏壇の上に貼り、「神棚(神様)・仏壇(仏様)の上に存在するのは雲だけです。もう天しかありませんのでご安心ください」ということを伝えることで、神様や仏様に敬意を表しているんですよね。

綺麗になった神棚と仏壇を見ると、気持ちも晴れやかになり気持ちがいいです。では年越しの宴会の準備をします。御馳走を買い出しにいって来ます。なんだかんだってもこの31日を休んだことで、ゆとりを持ってお正月を迎えることが出来るようになりました。


この1年間もボクのブログを読んでいただき、ありがとうございました。まだまだ人のためになる内容や楽しい内容は少ないかもしれませんが、来年も自分の思いを中心に毎日書きますので、よろしくお願いいたします。お付き合いありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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