嬉しかった。お客さんの励ましの言葉で年末を乗り切れます。

こんにちは。

浜松市 佐久間町の理容師 乗本和男です。

今年は3月から広がっていったコロナウイルスのせいで、大変な思いをして来ました。僕たちの商売は、お客さんと触れ合うのが仕事です。だからこういったウイルスが出ると、人と接する仕事はどうしても、お客さんに警戒されてしまうんです。そういった不安をお客さんから払拭するために、いち早くボクは感染予防対策をして来ました。それもテレビで紹介されるくらい、他の店よりも早く、手袋をして、マスクを二重にして、フェイスシールドをしての施術をしました。それが評判になり、お客さんに「乗本さんとこは、これだけやっているから安心だわ!」って言われています。

しかしこれだけ長く続いてくると、お客さんとボクの体も心もだんだんと疲れてくるんですよね。お客さんに少しでも安心して来店いただこうと、色々なこともやって来ました。検温に手指消毒も、今では当たり前ですが、感染拡大の初めの時には、床屋ではそうはやってなかったです。そして今ではお客さんにマスクをしてもらい、1番気にしていた空間感染を予防する「ランガーCDーM10」を、デュフューザーに入れて噴霧させ、サーキュレーターで店の中を循環させて除菌しています。

正直な話ここまでやっていれば、まず感染をする確率はかなり低いです。でもそれでも来店をしなくなった人はしょうがないです。そんな人は、この状況が続けば何をしても来店はしないでしょう。これだけ一生懸命にやっていても、こうやって感染が拡大していけば、お客さんの気持ちも変わっていき、人と接触する仕事に、また不安を覚えるようになると思うんです。ボクも、そんな不安を持ちながら、この状態での1年で1番忙しい年末を迎えることになりました。

12月の初めには、もしかして全国の感染拡大でお客さんの来店が遠のき、年末は暇になるんじゃないかっていう不安が頭の中によぎって来ました。年も越せないくらいになるかもなんて考えてしまっていたんです。そんなことをお客さんとの会話の中で話たら「大丈夫!あんたの頑張りを神様は見てるよ。ちゃんとお駄賃をくれる。俺は神様は必ずいるって思っているからね。」そんな言葉で、ボクを励ましてくれたんです。でもその励ましの言葉のおかげのせいか、年末は最終の30日までずっと予約でいっぱいになりました。ありがたいことです。

気持ちが落ち込んでいる時に、お客さんの励ましの言葉はボクの気持ちを元気にしてくれました。ちょっと忙しい年末になりましたが、乗り越えて頑張っていきます。

 

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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