「また今月、もう一度来るから」っていうお客さんの言葉の温かみ。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

床屋はお客さんの来店があってこそ、初めて生活をしていけるんです。そしてこのご時世で、特に山奥の田舎で商売をやっているところは、人の減少や色々なことで、お客さんの集客が凄く難しいんですよね。そんな中でも、お客さんに来ていただいて貰わなくてはいけない。色々な情報を発信して、自分の人柄や仕事のこと伝えていき共感してもらう。こんなことをこれから続けて、お客さんに来ていただけたら嬉しいなって思います。

いよいよ今年も12月に入り、忙しくなる年末がやって来ました。そんな年末もこういったご時世ですと、足早に予約をいれる方も増えて来ました。でも世間一般的に、サービス業はあまり景気が良くない情報が流れています。特に人と接する仕事はあまりよくないんですよね。接待を伴う飲み屋さんなんかは、特にこのかき入れ時の年末になっても、都心では時間制限を儲けられて、大変なことになってます。ボクが住む田舎のスナックも色々な事情で、店を閉めているところもあります。

こんな状態が続くと、僕たち床屋もあまり良い状態ではないような感じに受け取られるんです。でもおかげで今まで行政からの休業要請などはなく、通常通りに営業をさせてもらっています。そのそのおかげで、営業には支障のない形で今のところ来ているんですよね。ただボクたちの目線と、お客さんの目線は少し違っていて凄く心配してくれるんです。

今月の初めに来店してくれたお客さんの中で、何人かの方が、また今月中に予約を入れてくれたんです。いつもは月初に来たら、その次はまた来月にくる予定なんだけど、今回は特別に2回も来店してくれます。そのお客さんたちは、みなさん帰りがけに「今月はもう1度来るからねっ。」って、微笑んで店をでていくんです。中には2週間もたってないのに、予約を入れてくれるんですよね。今までになかったことです。

こんなご時世で、きっとボクの店が困っていると感じて、わざわざ今月だけ2回も来店してくれるですね。理由は何も言わないお客さんたちですが、本当にありがたくて、お客さんの後ろ姿にずっと頭を下げてました。ボクはお客さんに恵まれている。そんな幸せをこの大変な年末を前に、嬉しくてブログに書きました。
さていよいよ忙しくなっていきます。お客さんに喜んでもらえるように、全力で年末を張り切っていきます。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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