リーゼントは45度の法則によって、カッコよくなる!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

リーゼントを愛してるお客さんのほとんどが、ポンパドールの高さを気にしてる方が多いんです。前々から言ってますが、やはりフロントのトサカ(ポンパドール)が、リーゼントのシンボルなんですよね。でもどのくらいの高さが、その人に1番似合っているのかっていうことを、みなさん分かってないんです。というより、基準が分からないと思うんですよね。そこでボクがずっとリーゼントを作って来て、そして自分でもリーゼントをやって来て、気がついたことがあるんです。

    

(真正面から見るより、横斜め45度の角度か見る方が、ポンパドールが立体的になってカッコいい! リーゼントを1番カッコよく見る角度)

それが『リーゼントの45度の法則」」なんですよね。これはどういうことかと言いますと、あらゆるリーゼントの名称に当てはまる角度が、45度にするとカッコいくなるということなんです。例えばボクがいつも言っている「カッコいいリーゼントを見る角度は、斜め45度」これも、実はこの法則によるものなんです。ちょうど剃り込みの部分からリーゼントを見ると、ポンパドールが浮き出て見えるんです。そしてタイトにおさまったサイド・トップ・バック。とても綺麗なシルエットを見ることができます。

そしてダックテール、後ろをアヒルの羽のように合わせるリーゼントの形ですが、このかみ合わせる羽のところが、サイドから45度に下がって合わさるとカッコいいんです。これはまさにリーゼントの発祥の地と言われる、イギリスのリーゼントストリートの形なんですよ。膨らんで合流する(左右二手に分裂し中間で膨らみ再び合流する)この大通りの軌道に似ているんですよね。

そしてなんと言ってもポンパドールの高さです。これは人の好みにもよりますが、ボクの45度の法で考えると1番カッコいい高さなんです。ポンパドールを横から見ます、そして剃り込みの部分から真っ直ぐ頭を横に線を引き、そこでフロントに向かうポンパドールの高さを測った時に、その角度が45度になっていると、1番美しくカッコいい形に見えるんですよね。

ただこれはあくまでもボクの意見でして、人それぞれ好きな形があると思います。ですから一概にはこれが正しいとはいいませんが、この「リーゼントの45度の法則」を基準にして、カッコいいリーゼントを作ってもらえたら嬉しいです。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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