出生の証、自分の臍の緒を久しぶりに見て思ったこと。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

探し物があり倉庫の中や、向かいの駐車場の中を物色していたんですよね。初めのうちは目的のものを探していたんだけど久しぶりに見る倉庫は、自分が愛着をもっていたものを、多くしまってあったんです。だから見るたびに懐かしくなってしまい、目的のもを探すよりも、探索する方が楽しくなってしまったんです。ですから結局のところ見つけることができずに終わったんですが、奥の方に大事にしまってあった金庫に目がついたんですよね。

その金庫を開けたくなってしまい。母親に言ったら、鍵を渡してくれました。もうほとんど使っていない金庫ですが、何が入っていたのかが気になります。色々な妄想をしながら、金庫の番号を合わせて、鍵を入れ回してみると、簡単に扉が開きました。決して大きくない金庫です。ただ1人では運べないくらいの重さがあるんです。扉を開けてみると、大事なお金とか書類は入ってなくて、よく見たら僕と弟が小さい時の思い出の品物が保管してありました。

僕が小学生の時に初めてもらった通信簿とか、小学生の時にもらった賞状とか、もう40年も前の懐かしい栄誉な証拠がここに眠っていたんですね。
自分ではなんとなくしか記憶がなかったけど、母親に聞くと「あんたは面白い子だった」って言うんです。それは幼稚園の時に、みんなでお遊戯とかやっていると、1人っきりで外に飛び出して、鉄棒とか滑り台のある月山とかに行って、遊んでいたらしんですよね。そんな話を聞いて「ダメなやつじゃん」て笑っちゃいました。

元々団体行動が苦手な僕でしたが、最近ではみんなと一緒に楽しむ喜びを感じているんです。人に相談する前に自分でやってしまう。今でもそんな傾向はあるんですが、それでもみんなで楽しむ魅力を知ってしまうと、1人っきりでの満足感では味わえない、達成感に気がついて良かったです。

さて余談はそのくらいにして、その金庫の中には先ほど書いたものとは別に、僕にとって大事なものが入っていました。金庫の上の引き出しの中に、小さなプラスチックの容器があったんです。これはなんだろうと、容器を取って見てみると「寿・御臍帯納・御産毛納」と書いてあったんですよね。これはと蓋を開けてみると、中には小さな髪の毛らしきものが固まってあり、もう1つには紐に縛られた臍の緒があったんです。

僕が9月9日に産声を上げた時に、母親と繋がっていた臍の緒。そんな臍の緒を手に取り見つめると、自分が小さかった時の思い出が蘇って、乗本家 初めての長男として生まれて来て、家族や親戚に可愛がってもらったことを思い出しました。楽しかった思い出は、もう戻ってこないけど、新しい思い出をこれからも作っていきたいです。。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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