リーゼントがオールバックにならないようにする方法。

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

お客さんのヘアースタイルをリーゼントにしていると、お客さんが「なかなか自分でやると、フロント(ポンパドール)が高く作れないんだよね。だからどうしてもオールバックのフロンとが少し高いリーゼントになっちゃう。」って僕に嘆いてくるんです。正直な話、フロントの立ち上がりを作るのは、難しいことだと思います。立ちやすい毛質もあるのですが、ほとんどの方はフロントの立ち上がりに難しさを感じているともいます。

僕はいつもいうのですが、なんでもそうです。自分の気にいったリーゼントを作るにも、やっぱり何度も練習をして失敗をして覚えないといけないんです。たまにリーゼントを作って「なかなか難しくて出来ない」っていうのは当たり前で、今もリーゼントを作るのが上手い人は、昔から毎日のようにリーゼントをどうやったら上手く出来るのか、整髪料やドライヤーやブラシの使い方を研究しているんです。自分なりの作り方を身につけているんですよね。

そのくらいやらないと一長一短では上手く出来ないと思います。まー大好きなゴルフに例えると、テレビを見てタイガーウッズが凄いショットを打つと、なんか自分も打てるんじゃないかって勘違いをしてしまって、練習場で上手く打てないと「ちくしょう」なんてぼやいている人(僕)がいるんですが、それは無理です。タイガーウッズにはなれません。当たり前ですが、そこまで上手くなるには、それ相当の練習をしているんです。でもゴルフは不思議に、自分も直ぐにタイガーウッズみたいに慣れるような感じがするんですよね。

そんなわけで、何にごともそうなんですよね。練習をしないとリーゼントのフロント(ポンパドール)を高く作ることは出来ないでしょう。でもでもですよ。多くのお客さんや、 SNSの投稿写真を見て、みなさんこんな失敗をしているから、余計に高く作ることが出来ないってことが分かりました。それはフロントに整髪料をいっぱい付けすぎてしまっているんです。つまりサイドやトップなど、抑えたい場所と同じように、べっとりとジェルやポマードを付けているんですよね。

そこが大きなミスなんです。付けるのは問題ないです。付け方が問題あるんですよね。フロントは膨らみがほしいから、絶対に多くの整髪料を使っはダメです。指先に少しの整髪料を付けて、根元に付けないよにうにする。根元をせっかく立ち上がらせても、ジェルなどで湿気を与えてしまうと、寝てしまうんですよ。ですから指先に付けて、形を作るだけにしてください。形ができたら崩れないように、スーパーハードスプレーを付けてキープしてほしいです。

サイドとトップはベチョベチョと多く付けて抑え、フロント(ポンパドール)は、優しく指先で形を作ってくださいね。そしたらオールバックのようなリーゼントにはなりませんよ。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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