年取るほど感じる、1年が早く過ぎる速度を遅くする方法!

こんにちは。

浜松市の山奥で床屋をやっている 乗本和男です。

僕はもう53歳、あっという間に過ぎてしまった50数年間です。いまだに50歳を超えた自分を、認めたくない気持ちはあるのですが、なんでこんなに時間が早く過ぎてしまうのか、最近はお客さんとの会話に「1年が早いよね」って言葉がいつも出てくるんです。

そして60歳代や70歳代の方に聞くと「50歳なんてまだ長く感じる方、これからもっと早くなるから怖いよ」だって。そうやって言われると、やたら焦る自分がいるわけですが、でも若い頃は早く楽しみな正月やお盆が来ないか、待ち遠しいかったのに、同じ時間のスピードの中で生活しているのに、なんで50歳を超えたら早く感じるのか不思議なんですよね。

確かに若い頃と比べて、毎日のように遊びにいったり、変化に飛んだ楽しいことは少なくなりました。朝起きて1日の生活を、全く同じパターンで過ごしているのが、この時間が過ぎる速さを感じさせるんですかね。でも実はこの「歳を取るほど、時間早く過ぎる」って感じる現象が、フランスの哲学者・ポール・ジャネが考案した(ジャネーの法則)といらしいのです。まさかこんな法則があるなんて知らなったです。

ジャネーの法則:体感時間と年齢は反比例する。5歳の1年は人生の1/5、20歳の1年は人生の1/20と人生と、年齢に対する比が小さいほど体感時間が短く感じられるという法則。

人間の脳は、新しいものを詰め込めば詰め込むほど、時間の密度が濃くなるんです。子供のうちは「新しいものや」「知らないもの」など全て新しく、今までに体験したことのないことを脳の中に詰め込むんです。「今までになかった新しいもの」を詰め込むから、脳の密度濃くなるんですよね。だから時間を長く感じることができる。

歳を取ると、新しいもに出会っても「今ままでのものに比べて新しい」になってしまうから脳の密度か濃くなりづらいんです。人生が長くなればなるほど、「絶対的に新しいもの」に出会う可能性が減るため、時間の密度がどんどん薄くなってしまいます。そうなると、いつの間にか、1年が一瞬で過ぎ去るようになってしまうので、意識的に新しい環境や全く知らないものに挑戦するのがいいんですよね。

こちらを参考にしました。

これからかなり大変だけど、どんどん新しいことに挑戦して「絶対的に新しいもの」に出会い、1年が過ぎるスピードを遅くしたいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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