エルヴィス・プレスリー, フィフティーズな床屋, ロカビリー, 趣味, 雑感
リーゼントとは、ファッションではなくスタイルなんです!
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
僕はいつもリーゼントにして毎日を暮らしています。でもこのリーゼントっていうヘアースタイルは、流行りのものではないんです。正直な話し、今このヘアースタイルをやりたいっていう若者は、かなり少ないかもしれません。ビシッと決まったヘアースタイルを、好む若者がいないからです。新しいヘアースタイルは毎年のように、流行りを先取りしてBarber組合の中で、ニューヘアーとして発表されてます。そして色々なヘアー雑誌からファッション雑誌、俳優のヘアスタイルからお客さんがチョイスして、サロンでお気に入りのヘアーにしてもらうんです。
リーゼントは今流行のファッションのように、いつもその時代時代に流行るものではなく、その人がどれだけリーゼントとうものを好きなのかという、まるで自分自身の生き様みたいなものがあるんですよね。15歳で憧れのリーゼントにして、それから53歳の今でもリーゼント。床屋という仕事柄、流行りのヘアースタイルのしたものの、しっくりと来ないで、また直ぐにリーゼントになってしまう。
15歳の当時も、決してリーゼントが1番流行っていたわけではないんです。エルヴィスプレスリーがカッコいいって思い、自分のやりたいヘアースタイルがリーゼントだったんです。その時に「カッコいい、やりたい」って思った気持ちが今でも続いているんです。このリーゼントって僕にとっては、流行りのファッションのように、他人の視線を感じたいためにしているのではなく、自分の人生のスタイルなんです。
ファッションの中で生きていく仕事をしてますが、自分のスタイルは変えれることはできない。それは15歳の時に憧れたリーゼントを好きだからです。
この記事の投稿者
乗本和男