コロナ禍の辛い時だからこそ、明るい前向きな「おついたち」が大事。

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

今日は「おついたち」ですが、名月でもあります。
名月は空気が澄み渡り、月が鮮やかに見えるんです。そして丁度良い月の高さになるため、見やすいんですよね。そんな素晴らしい日にお団子をお供えして、食べる風習があるのですが、それを今日は「お赤飯」にして、楽しんだらどうでしょうか?こんな幸せを呼び込む日と、心を穏やかにする名月の日が、重なるなんてなかなかないかもしれません。遊び心は、人の気持ちや心を豊にしてくれます。少しでも辛い日常を感じている人が、幸せだなって思ってくれたら嬉しいです。

 

今までお月見は、花より団子じゃないですが、月を見るのは数秒、飲んで食べる方が長い時間をかけました。もちろんそれでもいいんですが、せっかく四季がある日本に住んでいるんです。秋に楽しむ名月を昔ながら風習で楽しむのもいいかもです。古来日本では、月を愛でるだけではなく、信仰の対象でもあったんです。そこでこういった最高に美しく月が見える日に、名月という形でお月見をしたんです。お供えをするということも始まりました。

名月では縁側(今ではなかなかないですが)にススキを稲穂の代わりに飾り、神様が依り代になると考えられていたんです。ススキを飾りお供えしたものを食べる。月に照らされたお供えもの(今日はお赤飯)は、月の力と神様の力が入っています。それを食べることで力を得ることができるんですよね。これもとても美味しくワクワクするような風習です。

今はコロナ禍の中で、ワクワクすることを気持ちよくはできません。でもこいった昔からある風習をやることで、心落ち着かせ、美味しいものを食べれる幸せを感じることができるんです。小さな幸せは、やがて大きくなっていきます。


1ヶ月間の商売繁盛・家内安全を祈願する「おついたち」ですが、今日は小さな幸せを感じる日として、楽しんでくれたら嬉しいなって思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ